プレジデントオンライン
「かわいそう」という感覚を持つ対象には優先順位がある。それは「かわいそうランキング」という言葉で表現され、とりわけ中高年男性は順位が低く、哀れみの対象にすらならないと批判されている。牧師の沼田和也さんは「聖書にも似たような記述がある。『困っている人のために行動する』というのは、簡単ではない」という――。
※本稿は、沼田和也『街の牧師 祈りといのち』(晶文社)の一部を再編集したものです。
■コロナ禍で増えた教会への相談
わたしのもとには現在、先の見えないコロナ禍ということもあり、以前より相談の連絡が増えている。例えば、若い人であれば将来が見えないという不安。中高年の人であれば、これまでの人生の意味への問い。コロナ以前は当たり前だったさまざまなことが、制限や断念を余儀なくされる。
ひたすら走り続けてきた人が立ち止まらざるを得なくなったとき、ふと、それまで考えもしなかった抽象的な考え、極論すれば「自分はなぜ生きているのか」が頭をもたげてくるのである。もちろん、その問いかたは一人ひとり異なる。その人ごとに固有の、しかも普遍性をもった問いに耳を傾けながら、わたしもまた自分自身に対して「自分はなぜ生きて、この目の前の人と向きあっているのか」を問うことから逃げられなくなる。
ところで、「コロナで相談者が増えた」みたいな話をすると「沼田先生のところにはいろんな人が相談に来られるのですね。信頼されているんですね」と言ってくれる人もいる。まことに恐縮なことであるが、わたしは失敗もたくさんしてきた。今もしているし、これからもするだろう。むしろ失敗というか挫折というか、うまくいかないことのほうが多い。なにしろ相手は人間なのだ。そんなにうまくいくわけがない。相談者が抱えていた問題がぱあっと解決するような、そんな都合のよい美談などあるわけがない。
■「かわいそうランキング」という言葉
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/024afb59c67af6441b801f7f6001f029087a66c3
引用元: ・中高年男性は「かわいそうランキング」が低いから無視される…「女性や子供はズルい」という声にどう応えるか [ぐれ★]
特に未婚で彼氏いない
女
老若男女で差別し過ぎだよな
人間なら共通して辛い事はあって
そういう人間共通の辛い状況の人は等しく助けるべき
そのエベレストなプライドが邪魔して弱味の見せ方もわざとらしくて下手くそで反感買う
それで哀れんでくれとは都合良すぎ
哀れみにすら変わる。