ヒカル、「YouTubeで日本一」の方針を転換　今後は「大人に向けた影響力」獲得に注力

5月3日、「ヒカル」（登録者数487万人）が「【心境の変化】YouTubeで日本一を目指すことを諦めます」と題した動画を公開しました。

長年「YouTubeで日本一」を目指してきたヒカル

ヒカルは長い間「YouTubeで日本一」となることを目標に掲げて活動を続けてきました。しかし、最近になって心境に変化があったとヒカルは明かします。

これまでヒカルが目標としていたのは、「全ての年齢層に対して一番になりたい」というもの。偏りなくどの年齢層からも最も視聴されるYouTuberになることを指していたようです。今回、ヒカルはこの「日本一」の定義を変更し、「YouTube上で一番モノが売れる人であったりとか、一番知名度のある人」と再設定すると宣言します。

現在、動画の視聴者には20～40代が多いというヒカル。以前の目標を達成しようとすると、新たに海外の視聴者や、若年層を取り込むする必要があります。しかし、「海外の人（視聴者）獲ったところで、僕が出してるサービスは全く買ってくれないと思うし、利用してくれないと思う」と気づいたそう。自身のビジネスにとってプラスにならないことをしても意味がないと思ったといいます。

新規視聴者の開拓よりも「大人に向けた影響力」の強化

そもそも、ヒカルの野望は「自分が関わってるサービスを広めたり、あとは経済を動かしたり」することなのだとか。これには「大人に向けた影響力」が必要で、新たな視聴者層を開拓するよりも、

自分が得意とする20代～40代の大人層に向けて動画を出したりとか、そこのファンが増えるような活動をしていった方が会社としてもプラスやし。結構俺自身の望んでる世界はそっちに近いんじゃないかと思ったんですよね
と語りました。

コメント欄では視聴者から

意固地にならず、冷静に自分を分析して臨機応変に軌道修正できるのは50・60代の自分でも感服致しました。
自分の目標をしっかり捉えて、その目標に向けて柔軟に考え方ややり方を変化させてくの、単純に凄いと思う。なんだかんだ応援してます。
といった応援の声が多数寄せられています。

https://yutura.net/news/archives/93823
https://youtu.be/Yu8-8kzjnhY