長年悩んでいたところ、医療機関で「ワギニスムス( 膣ちつ けいれん)による挿入困難」と診断されました。
こうした女性は少なくないとされ、婦人科検診や不妊治療を受けられないなどの問題が生じることもあります。
この分野の専門家は、悩んでいる人は医療機関で相談してほしいと呼びかけています。(読売新聞メディア局 山口千尋)
●恐怖を感じるポイントを探る
A子さんは夫と15年間、セックスができない状態でした。30歳を過ぎてから本格的に克服しようと考え
東京都立東部地域病院婦人科を受診。婦人科医の村田佳菜子さんによってワギニスムスと診断されました。
ワギニスムスとは、膣の入り口周囲の筋肉が、不安、恐怖、緊張などで過剰に収縮してしまう状態です。
そこで不安や緊張を取り除き、ワギニスムスが起きないようにするトレーニングを受けることになりました。
村田さんは最初の診察で、A子さんからこれまでの経過をじっくり聞き、「ゆっくりやっていきましょう」と声をかけました。
2回目の診察では、A子さんにベッドに寝てもらい、村田さんが下半身を触るところから始めました。手のひらで足先から
触りはじめ、「ここは怖い? 怖くない?」と一つずつ確認をしながら、徐々に太もも、股の方へと触れていきました。
診察は2週間に1回。せかしたり、無理強いをしたりすることはありませんでした。少しずつ触れる範囲を広げていったことで
A子さんは「ただ漠然と『怖い』と思っていたけれど、どこをどう触られると恐怖を感じるのか分かるようになった」と振り返ります。
●鏡で自分の性器を見る
村田さんは、「挿入に恐怖を感じる理由の一つに、セックスや性器に関する知識不足というケースがあります」と指摘します。
A子さんも自分の性器を一度も見たことがありませんでした。村田さんは鏡を手渡して、膣や性器の構造を一緒に確認する作業をしました。
また、親子関係や性被害など精神的なトラウマが原因になっているケースもあるため、専門のカウンセラーによるカウンセリングも並行して実施しました。
●「これぐらいのものが入るんだ」で心理的なハードルを下げる
克服するには膣を拡張する棒状の器具「ダイレーター」を用いたトレーニングも必要です。
小指くらいから男性のペニスくらいまで5段階の太さがあり、少しずつ、使う器具を変えていきます。
村田さんは「物理的に膣を広げるというよりは、『これぐらいのものが入るんだ』という心理的なハードルを下げていくのが狙いです」と説明します。
A子さんは、少しずつ膣の周辺に触れられることにも慣れ、小指の第一関節までなら、中に入れられるようになりました。
しかし、次のステップであるダイレーターの挿入はどうしてもできませんでした。
続きはヨミドクター 2023年5月2日
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20230418-OYTET50017/
引用元: ・【夫婦生活】夫と初めてできるまで15年…「ワギニスムス」を克服するためにやったコト [おっさん友の会★]
診断ついた38から引く15では
文章題解けないひと?
つまり結婚するまでやったことがない
処女結婚ってこと??