【米ミズーリ州セントルイス４日（日本時間５日）発】日米注目の侍対決の結果は――。エンゼルスの大谷翔平投手（２８）は敵地でのカージナルス戦に「２番・ＤＨ」で先発出場し、３回に痛烈な右前打を放ち、３打数１安打、１得点だった。チームは今季初の４連勝で貯金も最多の４とした。一方、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（２５）は「１番・右翼」で先発出場し、メジャー初の４安打をマークして５打数４安打。前日は大谷に３打席連続空振り三振を喫するなど２試合無安打だったが、３戦目に大暴れした。
大谷のバットが弾丸安打を叩き出したのは３回先頭だった。カウント３―１からの５球目、内角のカットボールをフルスイングすると打球速度１１３マイル（約１８１．８キロ）の痛烈なゴロはあっという間に右前に抜けた。
これで今季最長の７試合連続安打とした。この間、３０打数１４安打、打率４割６分７厘、２本塁打、６打点と絶好調だ。
この安打が呼び水になりエンゼルス打線は打者一巡の猛攻で６点を挙げた。
初回一死無走者は四球。打者一巡した３回一死一、二塁は２番手の右腕ウッドフォードに四球。５回一死無走者は３番手の右腕ストラットンのチェンジアップにタイミングを外されて三飛。８回先頭は４番手の左腕ロメロに空振り三振。残念ながら“こどもの日”に本塁打を放って兜をかぶることはできなかった。
この３連戦で日米のメディアとファンが大注目したのが３月のＷＢＣで侍ジャパンの主力として活躍したヌートバーとの初対決だ。初戦は休養のため欠場したが、２戦目の３日（同４日）は先発マウンドに上がった。１打席目は１２インチ（約３０．４８センチ）横滑りしたスイーパー、２打席目は落差３０インチ（約７６．２センチ）のスプリット、３打席目は高めの９９．２マイル（約１６０キロ）の直球と３打席連続空振り三振を奪って貫禄を示した。
打者では８打数４安打。うち３本をヌートバーの守る右翼に放った。今季の対決は現時点では終わりだが、来季以降も名勝負の予感だ。
引用元: ・【MLB】大谷翔平が今季最長の７試合連続安打！ヌートバーとの侍対決制し４連勝 [Ailuropoda melanoleuca★]
リーグ9位なのに
