「母を殺した」包丁を手に交番へ　大阪府警、容疑の男を逮捕

同居する母親を包丁で切りつけたとして、大阪府警は14日、大阪市住吉区長居東3丁目の無職、小谷博幸容疑者（54）を殺人未遂の疑いで緊急逮捕し、発表した。母親はまもなく死亡し、容疑を殺人に切り替えて調べる。
小谷容疑者は「母親の首を包丁で切った」と供述しているという。

住吉署によると、小谷容疑者は自宅で、母親の昌子さん（82）の首を切りつけた疑いがある。
14日午前8時半すぎ、容疑者が自宅から約500メートル離れた交番を訪れ、「同居の母親を殺しました」と申告。
持っていたバッグにはタオルで巻いた包丁（刃渡り14・6センチ）が入っていた。

署員が容疑者の自宅で血を流して仰向けに倒れている昌子さんを発見した。昌子さんは病院に搬送後、死亡が確認された。