幌加内町・朱鞠内湖で新たにクマに襲われたとみられる遺体の一部発見　

生い茂る木の根元に一頭のクマ。朱鞠内湖周辺で１５日、駆除された個体です。朱鞠内湖では１４日、釣りをしていた興部町の西川俊宏さんの行方がわからなくなっていて、これまでに西川さんの可能性がある頭部が見つかっています。そのそばで１７日、新たに遺体の一部が見つかり、警察は西川さんとみて身元の特定を進めています。

クマの出没はここ数日、室蘭市でも相次いでいます。

伊藤榮祐記者：「４日前に目撃された知利別４丁目です。今もこうしてクマの足跡が残されています。私の手と比べてみますと一回りも二回りも大きいです」。

これはその現場を車で通りがかった人が撮影したものです。クマが笹薮へ走り去る様子が確認できます。室蘭では毎日のようにクマが目撃されています。ＪＲ東室蘭駅にほど近い住宅街を中心に目撃情報は７件にのぼります。

室蘭市民ＯＮ：「率直にただ怖い。今までこんなことあまりなかった。」、「毎回そこを通っているので怖いですね。ちゃんと周りを見ますよね、いないか確認して。それでも怖かったら親に迎えに来てもらう」。

室蘭市は１７日、新たにクマが出没したエリアに監視カメラを設置したほか、現場周辺の小中学校では下校時に教職員らが通学路に立ち見守るなど警戒を強めています。
HTB北海道ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/71af5c24fb8f3c1ff6c7fa200909a57c780d21b6