【福岡】「海か山かどっちがいいんか」ネット賭博でつながり１２００万相当の腕時計を奪った強盗容疑　男６人を逮捕　北九州市

福岡県北九州市で、飲食店に誘い出した自営業の男性（３３）から１２４０万円相当の腕時計などを奪ったとして男６人が１７日、逮捕されました。警察は６人が借金の返済を免れようとしたとみています。被害男性は事件後に「男らと関係性を断ち切りたい」と警察に被害を届け出ました。

◆「海か山かどっちがいいんか」
強盗などの疑いで逮捕されたのは次の６人です。

北九州市　自営業・赤星亮太郎容疑者（２６）
北九州市　自営業・上田慎悟容疑者（４２）
三重県　無職・山本竜蔵容疑者（３０）
愛知県　自営業・栗田尚征容疑者（２８）
北九州市　会社員・林憂樹容疑者（３５）
福岡市　アルバイト・安達鷹矢容疑者（２８）

赤星容疑者ら６人は３年前の１０月、三重県に住む男性（３３）を小倉北区堺町の飲食店に呼び出し「お前ほんと殺すぞ」「海か山かどっちがいいんか選べ」「ここがどういう土地かわかって来とるんか」「持っている物全部出せ」などと脅し、１２４０万円相当の腕時計８点と現金４０万円を奪い取った疑いが持たれています。

◆全国から飲食店に集合→強盗か
警察によりますと、逮捕された６人のうち５人は、被害者の男性とインターネット賭博で知り合いました。それぞれが男性から借金していたということです。発表によると、６人は男性が賭博でいかさま行為をしたと因縁をつけ、負債の返済を免れようと企てたとされています。当日は全国各地から小倉北区の飲食店に集合。「借金を返す」という名目で男性を誘い出し、約３時間にわたって監禁した疑いももたれています。

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