調査は、池田考司・北海道教育大講師と間宮正幸・北海道大名誉教授が共同で行った。10年前は1、2席だった教室の空席が、最近は5、6席ほどに増えている――。中学を訪問した際に目にしたそんな光景が調査のきっかけだという。
札幌市立の中学校は、分校を含め計99校(2022年度)。今年2~3月、そのうち協力を得られた17校の校長らから聞き取りを行うなどした。
その結果、別室登校の生徒は計278人いて、全体に占める割合は3・1%だった。不登校の生徒は計581人で同6・4%。両者を合わせると、教室の中で1割近い生徒が自席にいない状況であることがわかった。
別室登校・不登校の要因のひとつは、学習の遅れとされる。「授業中に当てられて恥をかきたくない」との思いから数学や英語などの授業には出ないが、学活や行事には参加する生徒も多いという。また、新たな友人関係をつくれず対人関係への不安・トラブルを抱えたり、受験に象徴される親からの学習圧力、ゲーム依存などが背景にあったりするという。
別室の状況も調べた。学習環境や生徒の対人不安を考慮し、パーティションなどで個別に仕切っている学校がある一方、コミュニケーション力をつけてほしいとの考えから、生徒同士が談話できる空間を設けている所もあった。
別室を誰が見守るかは課題だ。教師らは日常の授業や部活動などに追われ、対応には温度差がみられる。札幌市は2015年度、元教員や元PTA役員らによる相談支援パートナーを各中学校に配置する事業を正式に始めた。別室での指導支援も担うが、予算の都合で勤務時間に限りがあるという。
池田氏は「中学生は思春期で不安定なうえ、学習の遅れの影響が深刻になる時期でもある。もっと予算を充当し、手厚くサポートする必要がある」と話す。(岡田昇)
朝日新聞 2023年5月25日 15時00分
https://www.asahi.com/articles/ASR5S41J2R5RIIPE020.html?ref=tw_asahi
引用元: ・教室入れない中学生3%超 「授業で当てられるの嫌」札幌で調査 [蚤の市★]
ゆたぼんみたいに冒険してなよ
あれいうほど冒険してるか?
これからどうやって生きていくの!
昭和時代の金八先生には、いた
いっそ南の楽園沖縄に一族郎党移住してみてはどうか
どうしてくれるんだ?