【社会】コロナPCR検査詐欺犯の捜査が全国で進行中「反社との関係も深い半グレ集団の関与も」

警視庁は9月27日、上嶋大輔容疑者（40）ら6人が、検査を受けた人の名前を使い回し、水や検査場スタッフなどの唾液を混ぜて申請、約3億6000万円を騙し取ろうとした疑いで再逮捕した。

無料検査所は全国に約1万3000ヵ所置かれ、国の補助は予算ベースで総額約6200億円だった。

「水増し不正」は予想されてはいたものの、内実はそれ以上で、東京都では11事業者が補助金183億円を不正に請求していた。

中野区のある事業者の申請額は約69億円でどう考えても度を越している。しかも不正業者はグループを組んでノウハウを共有し、全国で行っていた。

「医業の不振や副業で始めた投資の失敗などで借金を抱えた医師らを誘い込み、名義を借りてPCR無料検査場を全国展開していたグループがある。地ビールの製造会社役員や著名タレントの焼き肉チェーンの共同経営者、逮捕歴のあるコンサルタントなどがいる半グレ集団で、反社との関係も深い」（警視庁関係者）

持続化給付金、GoToトラベルなどの不正を摘発してきた警察当局だが、

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