奄美市で2019年に起きた殺人事件で、鹿児島地方裁判所が無罪判決を言い渡し、検察が控訴していた被告の男性が、死亡したことがわかりました。これにより、控訴審は打ち切られました。
複数の関係者によりますと、死亡したのは元被告の25歳の男性です。
男性は、2019年6月に奄美市名瀬小俣町でひとり暮らしをしていた当時87歳の女性の住宅に金などを盗む目的で侵入し、女性を刃物のようなもので複数回刺すなどして殺害したとして、逮捕・起訴されました。
一審の裁判員裁判で男性は「私は犯人ではない」と無罪を主張し、検察の質問に対しては黙秘していました。
検察は懲役20年を求刑しましたが、鹿児島地裁は去年11月、「現場から見つかった指紋や髪の毛は男性のもの」と認めた一方、「殺害したと認定するには、合理的疑いが残る」として無罪判決を言い渡しました。
これを受けて検察は「事実誤認」として控訴し、福岡高裁・宮崎支部で公判が開かれる予定でした。しかし、複数の関係者への取材で、男性は県外で死亡していたことが分かり、高裁は今月17日に公訴棄却を決定しました。
刑事訴訟法の専門家は、これで裁判の手続きは全て終了すると話します。
(鹿児島大学 中島宏教授/刑事訴訟法専門)「被告人に対して刑罰を科すことを目的として真相を究明することが刑事裁判」「仮に被告人死亡ということであれば、公訴棄却によって手続きが打ち切られてこの事件は終結する」
事件現場となった女性の自宅は、今も当時のまま残っています。公訴棄却を受けて女性の遺族は「何の言葉もありません。何とも言えません」とコメントしています。
また、福岡高等検察庁と男性の弁護団の一人は「何も答えることはない」としています。
10/23(月) 19:11
引用元: ・奄美高齢女性殺害事件 無罪判決の元被告男性(25)死亡で控訴審打ち切り [守護地頭★]
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