https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231106/k10014248231000.html
2023年11月6日 5時31分
ハマスの最高幹部ハニーヤ氏が後ろ盾となっているイランを訪れて、最高指導者のハメネイ師と会談し、ガザ地区の情勢をめぐって意見を交わしました。一連の衝突が始まって以降、イランとハマスのトップによる対面での会談が発表されたのは初めてで、両者の結束を改めて示す狙いがあるとみられます。一方、中東などを歴訪しているアメリカのブリンケン国務長官は5日、事前の予告なしにイラクを訪問しました。
>>11月6日(日本時間)のイスラエルやパレスチナに関する動きを随時更新でお伝えします。
最高指導者のハメネイ師の事務所は5日、声明を出し、ハニーヤ氏がイランを訪れたことを明らかにしました。その上で「ハニーヤ氏はガザ地区の情勢などを説明し、これに対してハメネイ師はガザ地区の人々の辛抱強さをたたえるとともに、アメリカなどの直接的な支援を受けたイスラエルの犯罪を強く非難した」としています。前日の4日にはイランメディアが、会談が数日前に行われたと伝えていましたが、声名では会談が行われた時期については明らかにされませんでした。
米国務長官 事前予告なしにイラクを訪問 イランをけん制
パレスチナのガザ地区をめぐる情勢が緊迫化する中、イラクではアメリカ軍が駐留する基地に無人機などによる攻撃が相次いで行われ、アメリカはイランが支援する勢力によるものだと非難しています。
ブリンケン長官はイラクのスダニ首相と会談したあと、記者団に対し「スダニ首相には、イランと連携する武装勢力からの攻撃や脅迫は、決して容認できないと伝えた。われわれはイランとの衝突を望んでいるわけではないが国民を守るために必要なあらゆる手段を講じる」と述べて武装勢力とイランをけん制しました。
そして「われわれはガザ地区での紛争がエスカレートせず、さらにほかの地域にも拡大しないよう懸命に取り組む」と強調しました。
ガザ地区への人道支援の状況については「1日におよそ100台のトラックが入るようになったが圧倒的に不足している。われわれは大幅に増やすために取り組んでいるが、戦闘の一時停止がそれを後押しすることになる」と述べて人道目的での戦闘の一時停止が必要だという考えを改めて示しました。
ガザ地区全域で大規模な通信遮断
パレスチナの通信会社は5日、ガザ地区全域で電話やインターネットが停止しているとSNSで明らかにしました。
以前復旧した回線が再びイスラエルによって遮断されたためだとしています。
これに関連して、ガザ地区で医療活動を行うパレスチナ赤新月社は「通信の遮断によりガザ地区にいるチームと連絡が取れなくなった」と窮状を訴えています。
その上で大規模な通信の遮断は一連の衝突が始まってから3回目だとしています。
引用元: ・ハマス最高幹部 イランを訪れハメネイ師と会談 (NHK) [少考さん★]
価値観の共有は無理だよね
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