中国のシンクタンク「育媧人口研究智庫」によれば、中国における18歳までの養育費は1人当たりGDPの6.3倍(約1400万円)に相当する。
この数字は、日本の4.3倍、米国の4.1倍、フランスの2.2倍に比べて格段に高いのだ。現在、世界1位の韓国は7.8倍に達するとはいえ、中国の養育費もかなり高く、これからも高騰する懸念がある。
前編『中国の「婚姻数」が「10年で半減」の異常事態…! 「結婚しない若者の急増」に習近平があせりまくっている「悲劇の真相」』で紹介したように、中国の昨年の人口は、前年比208万人減の14億967万人と2年連続で減少。出生数も前年比54万人減の902万人と2年連続で1000万人を下回った。
習近平指導部にとって人口減少は頭の痛い問題だ。
縁起が良く子どもが多く生まれるとされる「辰年」の今年は、出生数の増加が期待されているが、中国経済の悪化がそれを阻害しているばかりか、養育費の高騰は今後の少子化に拍車をかけることになるだろう。
習近平を襲う「人口減」の危なすぎる罠
中国の人口減少は、世界の大国である中国の今後の動向を大きく左右する一大事だが、解決策はほとんどないと言っていいだろう。
教育費の高騰に対して、中国政府は2年前から、いわゆる「ゆとり教育」を推進しているが、人々の教育熱は一向に衰える気配をない。
習氏は出産を奨励する「号令」を発しているが、養育費の高騰で「子供をつくると生活が苦しくなる」と痛感している国民の行動が変わるわけがない。それどころか国民は、「政府は何もわかっていない」と不信感を募らせるばかりだろう。
少子化対策は日本をはじめどの国でもうまくいっていないが、「政府が号令をかければ国民や社会は変わる」といまだに信じられている中国で最も悲惨な結果を招くのではないかと思えてならない。
将来を悲観する若者たちは結婚にも消極的になっている。
猛烈なスピードで増える「結婚しない若者」
中国の2022年の婚姻件数は前年比11%減の683万組だった。9年連続の減少で、しかもピークの2013年から半減したというから深刻だ。
「貧すれば鈍する」ではないが、日々の生活を暮らすのがやっとの若者たちにとって、結婚は「高嶺の花」だ。
地方政府は結婚の奨励にも力を入れ始めている。西安市は婚姻証明書を提示した夫婦に宝くじを贈呈することを決定した(2月28日付ロイター)が、ネット上の反応は「結婚と宝くじ、どちらもギャンブル」などと冷ややかだ。
気になるのは若者の間に恋愛離れが進んでいることだ。
この傾向は、女性に顕著であり「現実の交際は面倒くさい」として人工知能(AI)との恋愛に夢中になっている(2月13日付独ドイチェ・ヴェレ)。このような状況を受けて、天津大学が「恋愛科」を開設し、全校共通の選択科目に入れたところ、学内一の人気科目になるという珍現象が起きている(1月20日付CGTN JAPANESE)。若者たちは、「恋愛」や「結婚」の願望をかかえたまま、結婚から遠ざかっているようにも見える。
若者たちは、さぞ不満を募らせていることだろう。
※続きは元ソースでご覧ください。
Yahoo!Japan/現代ビジネス 3/7(木) 6:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdcc69f6da30d30c428805a35668b95e71b5b185
引用元: ・【中国消滅!?】大学では「恋愛科」が開設される珍現象まで発生…習近平が恐れる「人口減少」のヤバすぎる現実 [Ikhtiandr★]
習近平から御指導があったらしいで
僕中国の大学に留学する事にします
50代だけど
>現在、世界1位の韓国は7.8倍
マジでわからんぞw
何故世界一で7.8倍なの?
脱ぐ事案ニダ
計算ベースのGDPがおかしいのかも
一体何処から引っ張って来た数字なんだろ?
大体何処の数字でも日本≒韓国で日本の1/2から1/3の間が中国だよね
「旦那に金がないと子供の教育にも困るから女性は貧乏人のところには嫁がない」
これに尽きる。