そこではどのような議論がなされているのだろうか。
ネットメディアの議論は、まずSoraの素晴らしさに驚き、次に米中の技術格差拡大を不安視し、
「中国版Sora」はいつ登場するのかという方向へ進んでいる。
・汎用人工知能の実現が大幅短縮へ
Soraのコンテンツ生成時間は60秒で、既存のビデオツールの生成時間を大幅に上回る。
自己編集や拡張、関連性のないコンテンツのつなぎ合わせ、背景の変換なども可能で、
将来的には単なるビデオコンテンツ生成ツールではなく、シミュレーターとされるかもしれない。
中国ネットセキュリティー大手・奇虎360の周鴻?会長兼最高経営責任者(CEO)は、
「Soraの誕生により、AGI(汎用人工知能)の実現が10年から1~2年に短縮される可能性がある。ショートビデオ、映画、テレビ、
広告、その他の業界に前向きな推進力をもたらす」と述べた。Soraは恐怖を含む興奮を呼び起こし、白熱の議論が続いている。
少なからぬ「普通の人々」もビジネスチャンスを嗅ぎつけ、Solaのトレーニング教材が2万点以上売れたとも報じられた。
・激震のショートビデオ界
生成時間60秒はショートビデオ界へのインパクトが大きい。ショートビデオ制作の敷居は大幅に下がり、
抖音(中国版TikTok)や快手など有力プラットフォームへのコンテンツ供給は間違いなく充実する。
AI生成コンテンツの増加はプラットフォームの生態系に影響を与えるだろう。
これまでにもPikaやRunwayなど10秒程度の動画生成アプリはあったが、あるMCNによると、完成度が低く、
ライブコマースでは使いものにならない。
Soraはユーザーが入力したテキスト要件を正確に認識できる上、一貫性にも優れる。
主人公の行動プロセスが首尾一貫していて、複数の視点からの状況変化に何ら影響を受けない。
主人公と背景の相互作用が論理的で、空間認識を人間のそれに近づけた。
テキストの制限を超えた生き生きとしたリアルな動画が生成可能となった。
安定したAI生成コンテンツの増加は、クリエーターや抖音、快手などに革命的影響をもたらすに違いない。
・中国の不安は演算能力不足
周氏は「Soraの技術がオープン化されれば、中国も追いつけるだろう。ただし、それには演算能力の敷居が高い。
60秒以上の生成が難しい理由は演算能力とコストだ」と語る。
ー中略ー
演算能力不足にはGPUが関わってくる。米国の制裁により、エヌビディアの高性能GPUは調達できない。
その制約の中でも何とか米国に対抗しようと、大手とスタートアップが競い合っている。
中国版Soraの成否は分からないが、開発現場の活況だけは認めねばならないだろう。
全文はソースから
https://www.recordchina.co.jp/b929643-s189-c20-d1189.html
引用元: ・【議論沸騰】 中国のSora報道が加熱、米中技術格差への不安や中国版登場への期待など [3/9] [仮面ウニダー★]
AI「習近平独裁をやめさせ民主主義に・・・」
中国人「あ、これダメアル!」
重いゲームをやらない人には関係ないけど。