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ケース1
妻「今日、子どもが宿題をやりたがらなくて大変だったのよ」
夫(スマホを見ながら)「ふーん」
妻「ふーん……って子どものことに関心がないのね⁉」
夫(スマホから目を上げて)「そんなことないよ」
妻「毎日、やりたくないが続いて、もう大変……」
夫「勉強が苦手なら塾にでも行かせるか」
妻「そんなこと言うけど、塾に行かせるのは誰の役目よ。私だって、忙しいのよ!」
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話を聞いてもらっている側からしてみれば、アドバイスされるのは多くの場合、余計なお世話です。話を聞いてすぐにアドバイスされると、されたほうが「私の話、聞く気ないんだ。面倒くさいんだ」と感じてしまいます。また、「上から目線でものを言われた」「マウントされた」と感じることもあります。
「そのアドバイスを実行しないうちは、不十分だと言われた」
そんな気持ちになってしまうのです。
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ケース1の改善例
妻「今日、子どもが宿題をやりたがらなくて大変だったのよ」
夫(妻のほうに視線を向けて)「それは大変だったね」
妻「そうなのよ。毎日、やりたくないが続いて……」
夫「そっか……毎日か……。それは大変だ。いつも子どもの勉強を見てくれて、ありがとう」
妻「ううん」
夫「僕も今度早めに帰って、宿題を見るようにしてみるよ」
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「そうか」「それは大変だね」
この一言で十分なのです。
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ケース2
夫「車の査定に行ってきたけど、もう売るって決めてきたよ」
妻「えっ、そういうの、勝手に決めるのはやめてほしい!」
夫「だって、もともと僕が独身時代に自分のお金で買った車だよ」
妻「普通、そういう大切な話はいったん持ち帰って、夫婦で話しあって決めるものなんじゃない? 自分ひとりで決めるなんておかしいでしょ」
夫「“普通”って何だよ。それは違うだろう。僕の車なんだから、いくらで売ろうと勝手じゃないの⁉」
妻「普通、大きなことは夫婦で話しあって決めるべきでしょ!」
ケース2の改善例
夫「車の査定に行ってきたけど、もう売るって決めてきたよ」
妻「……え……もう決めてきたの……ビックリ……」
夫「思ったよりいい値段がついたよ」
妻「そうなの……まあ、あの車、もともとはあなたのものだから……。ただ、私にも愛着があるから、一回相談してから決めてほしかったな。ちょっとビックリしたし、ひとりで決められちゃって、少しさみしかったな」
夫「そうか、悪かったね。一言相談しておけばよかったね……」
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ケース2では、妻は「普通、大きなことは夫婦で話しあって決めるべき」と、「“普通”はこうする」という一般論を自分の「意見」として述べています。
妻が「意見」を語っていると、受ける側の夫は、なんだか非難されている気持ちになるし、それに対する自分の賛否や「意見」(「それは違うだろう。僕の車なんだから……」)を語らなくてはならない気持ちになってしまいます。
「普通は……」と夫に自分の「意見」を言って責める前に、「ちょっとビックリした」という「気持ち」や、(自分に相談するプロセスを省かれて)「少しさみしかった」と自分の「気持ち」を素直に伝えるようにしましょう。そのほうが相手もずっと受け取りやすくなります。
このように、自分の気持ちをそのまま言葉にするほうが、相手にはずっと伝わりやすくなります。「気持ちを受け止めればいいんだな」という構えがとりやすくなるからです。(抜粋)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/e2aa1369568a3777a81450c67a4df797f1d54f4f&preview=auto
引用元: ・【社会】妻「夫は私の話聞いてくれない!」→夫「聞いてるしアドバイスもしてるのに」→妻「それがダメなの!聞く技術を持って!」
そりゃシンママ増えるわ
もっと女は頭使ってくれ