【社会】｢誰か…助けて！｣ 10代女性ら3人、ガールズバー店長に包丁で刺される…朝の熊本

助けを求める女性の声。防犯カメラに映った逃げるように走る女性の手には、包丁が握られています。

22日午前9時10分頃、熊本市中央区の飲食店で10代と20代の女性アルバイト3人が包丁で刺され、重傷を負いました。

女性を保護した飲食店店長「助けてという叫び、助けを求めてきていた。かなり動揺している感じ」

警察は、このうち21歳の女性の顔や首を包丁で突き刺すなどした殺人未遂の疑いで、熊本市中央区の飲食店店長・奈良公明容疑者（29）を現行犯逮捕しました。

調べに対し、奈良容疑者は「仕事上のトラブルがあり殺すつもりで刺した」と容疑を認めていて、警察が事件の詳しい経緯を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e3322c4017299e8822322a06873e4a5b8bdfe89

【近くにいた男性】
「何とかというガールズバーがあるでしょう。あそこから女の子が宅急便の男性に『助けて』と、刺された包丁を持って出てきた」「『背中から血まみれだった』と
（目撃した）嫁が言っていた。背中と前の方に返り血を浴びたみたいにぐちゃぐちゃだったと」

これは現場近くの防犯カメラに残っていた事件直後の被害者の女性の声です。

「助けて！誰か助けて！刺されて…誰か…」

また別の防犯カメラにはこの女性と思われる姿が映っています。

女性の手には刃物のようなものが確認できます。

女性は近くにいた宅配便の男性に何か話しかけたあと再び店が入るビルへと入っていきました。

そこからおよそ５分後、大勢の警察官が現場に到着しました。

警察は午前１０時前、現場付近で飲食店店長、奈良公明容疑者（２９）を殺人未遂の現行犯で逮捕。

刺された被害者の３人はいずれも奈良容疑者の店の従業員で、１人が２１歳、残る２人は１０代だということです。

調べに対し奈良容疑者は容疑をおおむね認めていて、「仕事上のトラブルがあった」という趣旨の供述をしているということです。(抜粋)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fc534435a5b28867f0690443c10fc3c8994eb5d