「扉が開かない」低圧室の中から従業員が通報していたこと判明　競輪・渡辺藤男選手（57）の意識戻らず

今月12日、栃木県宇都宮市にあるトレーニング施設の「低圧室」の中で、競輪選手の男性と従業員の女性が意識不明の状態で見つかった事故で、女性が「扉が開かない」と通報していたことが分かりました。

この事故は今月12日、宇都宮市にあるトレーニング施設で、気圧を下げることができる「低圧室」の中にいた競輪の渡辺藤男選手（57）と、従業員の女性（53）が意識不明の状態で見つかったものです。

警察によりますと、女性はその後、意識を取り戻しましたが、渡辺選手は今も意識不明の重体です。

その後の警察への取材で、「低圧室」の中にいた従業員の女性が「扉が開かない」と通報していたことが分かりました。

警察は、2人が酸素濃度が低くなった「低圧室」に閉じ込められたとみて、事故の詳しい原因を調べています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1115683?display=1

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