メッセ黒田　五輪辞退の体操・宮田に同情「学校でもタバコ吸って退学にはならない」「タバコぐらいやったらええやんって思ってしまう」

メッセ黒田　五輪辞退の体操・宮田に同情「タバコぐらいやったらええやんって思ってしまう」

　お笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有が19日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。喫煙と飲酒が確認されたため、26日に開幕するパリ五輪を辞退した体操女子の宮田笙子（19＝順大）についてコメントした。

　日本体操協会はこの日、都内で緊急会見を開き、宮田の辞退を発表。聞き取り調査によると、6月末～7月の間に都内某所でプライベートの時間に喫煙行為と、同期間に都内のナショナルトレーニングセンターのアスリートヴィレッジ（宿泊棟）での居室内での飲酒行為が一度ずつ認められたという。

　黒田は「なんかすごい嫌な気持ちになりますね」と表情を曇らせ、「組織の一員としての自覚がないということで、こういう処分を受けたのは仕方ないんですけど、僕たちも19（歳）の時、あったじゃないですか。19のときなんて、どうしても何か羽目を外したりしてしまうことって誰しもあるところで」と同情した。

　もちろんそれでも喫煙、飲酒はダメとしながらも「彼女も日の丸を背負ってというところもあるでしょ。これでまた叩かれるわけじゃないですか。それで、迷惑もかけてる。彼女の気持ちになるといたたまれないし、組織の気持ちになるといたたまれない。誰も得してない」と残念がった。

　その上で「う～ん、なんか、本当誤解を恐れずに言うと、タバコぐらいやったらええやんって思ってしまうんですよね」と素直な気持ちを吐露。

「学校でも、タバコを吸って退学にはならないんですよ。今は分からないけど、僕らの時は停学処分なんです。例えば、練習を何か月かできないとか、そういうところでやってほしいなという親心というかあるんですけど。ただこれ一個許しちゃうと、他のことも許してしまうであろうという両面があるんで…」と悩ましげな様子だった。