カレリナ被告の代理人を務めるミハイル・ムシャイロフ弁護士は、今回の判決を不服として控訴するとしている。同弁護士は判決が下される前の時点ですでに英ロイター通信に対し、カレリナ被告は将来的に米露の囚人交換で米国に戻ることを望んでいると説明。判決が明らかになり次第、囚人交換の可能性を模索していくとの意向を示していた。
カレリナ被告はロシア出身で、2021年に米国籍を取得した。交際相手のクリス・ファンヘールデンが米NBCに語ったところによると、2人は今年2月、トルコのイスタンブールで4日間の休暇を過ごした後、カレリナ被告は90歳の祖母を訪ねる予定だったが、ロシアの空港に到着したところで拘束された。ファンヘルデンは、カレリナ被告が一時帰国を望んでいたため、自らロシア行きの航空券を購入して被告に贈ったと証言した。
被告が勤務していた米カリフォルニア州ビバリーヒルズの高級保養施設「シエル・スパ」によると、同被告は米ニューヨークを拠点とするウクライナを支援する慈善団体「ラゾム・フォー・ウクライナ」に51ドル80セントを寄付したことで、ロシアに対する国家反逆罪を犯したとして告発された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0524632d9c02003bda0901db191855a8399f54a
引用元: ・ウクライナ難民に7600円寄付したロシア人女性(33)、国家反逆罪で懲役12年の実刑判決
米AP通信によると、カレリナ被告は2015年に渡米し、東部ボルチモアにあるメリーランド大学で学んだ後、西部ロサンゼルスに転居。ビバリーヒルズのシエル・スパで8年間勤務していたが、米国内に親族はおらず、毎年ロシアに帰省していた。今回の帰省は祖母と両親、妹を訪ねる目的で、2週間の滞在を予定していたという。
ケツ穴の小さい国だな。