エルサルバドル1部リーグのアトレティコ・マルテと渡り歩き、オーストラリアのバンユール・シティ、今季は同国3部リーグのノース・ギ―ロング・ウォリアーズでプレーしたエスクデロ競飛王。
今回、彼へのインタビューで心に残ったのは次の一言だ。
「日本の指導者は自分の考え、理想を押し付けちゃうんですよ。僕が一緒に仕事をした監督では、崔龍洙(チェヨンス)が非常に良かったですね。
2012-2014に在籍したFCソウル時代の付き合いです。2012年はKリーグ優勝、2013年はACL決勝進出、2014年はFAカップ決勝進出と毎年結果を出しました。
崔龍洙は、選手に凄く質問してくるし、若い選手の伸ばし方に長けていました。いきなりユースの選手をトップチームに引き上げてリーグ戦で起用するんです。
日本だったら『ウチは4-4-2だ。守備はこうで、CKはここ』みたいな戦術を説くんですが、『やってこい!』だけなんですよ。だから、若手は伸び伸びやって、毎回のように得点するんです。
崔龍洙とやるようになってからは、自分が抱えていた悩みを全て取り除いてもらいました。やらなきゃいけないことを言われるんじゃなくて、自分で考えられるようになりましたね。
例えば右サイドハーフの選手がアップダウンを監督の指示でやって3往復もしたらバテますね。それは、自分のタイミングで動けないからなんです。自分のタイミングで動くのと、動かされるのじゃ全然感覚が違うんですね。
日本は学校でも抑え過ぎますよね。
日本は、先輩後輩の文化があって、どうしても年上の人がマウントを取るんですよ。上司、監督、先生は『俺は偉いんだ。お前は下なんだ』っていう意識があって、それが一番、指導者の邪魔をしています。
日本人独特のプライドですよ。日本人は他の国より、信じられないくらいプライドが高い。上の人は、下に何かを言われることが耐えられないんですね。
『俺の方が年上なのに何を言っているんだ。俺が監督なのに従わないのか』みたいな。アルゼンチンだって中国だってオーストラリアだって、そんなことは無いですよ。年功序列は韓国にもあります。練習だって厳しいし、
軍隊式もありますが、そのなかに優しさもあったし、自分の意見を主張できました。でも、日本は意見できないんですね。僕は言う方でしたけれどね。
全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9e1af05551f4a7f4bda9bbe7ec05ad3f222e9665
引用元: ・【サッカー】「日本人指導者はマウントをとりたがる!」エスクデロ競飛王の提言 [ゴアマガラ★]
>『やってこい!』だけなんですよ。
監督としてこれでええんか
それで良い
サッカーは特にそう
なわけないやろ
ジェフ時代のオシムは守備しないチェヨンスを干しまくった上に、シーズン終了後に放出した。
この人に限っては、オシムとの良い思い出なんか皆無のはずなのに、最も尊敬する指導者を訊かれて、即答してた。
自分が指導者になった時に、オシムの言動を思い出して色々と感じ入るものがあったんだろうな。