2025/01/24 10:45
https://toyokeizai.net/articles/-/854179?display=b【前略】
フジテレビは独立性や透明性が担保された第三者委員会の設置を発表しました。しかし、調査結果が出るのは3月末と言われています。
はたして、ここから2カ月以上もの間、「現在は調査中」の一点張りで世間に通用するのかは疑問です。
一方、メディアや世間の人々はそんなフジテレビを厳しい目で見ていくことになりますが、このところのムードを見ていると
「本当にそれだけでいいのか」という疑問を感じてしまうところがあります。
●フジテレビは独立性や透明性が担保された第三者委員会の設置を発表しました。しかし、調査結果が出るのは3月末と言われています。
はたして、ここから2カ月以上もの間、「現在は調査中」の一点張りで世間に通用するのかは疑問です。
一方、メディアや世間の人々はそんなフジテレビを厳しい目で見ていくことになりますが、このところのムードを見ていると「本当にそれだけでいいのか」という疑問を感じてしまうところがあります。
あまりに「フジ憎し」が過熱しすぎて「木を見て森を見ず」になっていないか。猛批判に埋もれながらも、そんな声がネット上にチラホラと見えはじめています。
とりわけハラスメントや意にそぐわない性行為と“キャスティング”の関係性はフジテレビだけの問題と言い切っていいのか。
メディアも世間の人々も「同社を叩くだけでは根本的な解決に至らない」ことに目を向けなければいけないように見えます。
この“キャスティング”には、「番組に出たい出演者側」と「人気タレントに番組に出てもらいたい制作者側」という両者の思惑があり、中居さんとフジテレビの疑惑は後者がベースになって起きたものと報じられています。
そしてエンタメ業界におけるキャスティングは、必ずしも実力にもとづいて行われるとは限りません。個人の好みや取引先への便宜などが優先されることもあるなど、フェアであることが必須ではないからこそ、ハラスメントや性被害の余地が生まれてしまいます。
【中略】
●追求がエンタメ業界全体に広がる可能性
「映画のキャスティング権限を持つ監督による若手女優への性的行為」「複数の俳優による映画配給会社スタッフへの性的なハラスメント」
「舞台演出家による俳優への意にそぐわない性行為」
「芸能事務所が若手タレントを使って広告代理店のキャスティング担当に過剰な接待」
「広告代理店社員とCM出演者によるPR会社スタッフへの性的なハラスメント」。
これらは本人から聞いたもの、伝聞によるもの、筆者が実際に見たものですが、この他にもあり、決して少ないとはいえません。
さらにあるエンタメ業界関係者と中居さんとフジテレビの騒動について話したとき、「ちゃんと調べたらウチの業界はもっとひどいかもしれない」
「以前から性接待の話はあり、被害者も知っている」と嘆いていました。
また、ある民放テレビマンは「芸能事務所の中には訴えられてもおかしくない人がいるし、実際に『中居さんのように女性トラブルで弁護士を交えた協議になって示談した』というケースもある」と話してくれました。
これらは性別の問題ではなく、権力の格差によるところが大きく、それが発生しやすいのがエンタメ業界の課題と言っていいでしょう。
引用元: ・「フジはヤバい」と追求する側にも潜むリスク…性接待は本当にフジテレビだけの問題なのか [おっさん友の会★]
それが報道機関ってもんじゃないのか?
何を今更