ドジャース・大谷翔平投手(30)の「二刀流本格復帰」に米球界OBから痛烈な異議が突きつけられた。
22日(日本時間23日)の本拠地ナショナルズ戦で今季2度目のマウンドに立ったドジャース・大谷は、前回の投手復帰戦と同様に1イニング限定の先発登板。
最速100マイル超の直球を交えながら2奪三振を含め無安打無失点と見事な内容だったが、チーム側が課している〝イニング制限〟によって早々と降板した。
これに苦言を呈したのが、元マーリンズ球団社長のデビッド・サムソン氏(57)だ。
米メディア「エッセンシャリー・スポーツ」では、サムソン氏が「大谷が1イニング? 何をやっているんだ? ロサンゼルスの記者はロバーツ監督に“この起用法の意図”を問うべきだ」と怒りをあらわにしたコメントが紹介されている。
実際、その問いはすでに地元有力紙「ロサンゼルス・タイムズ」の記者によってデーブ・ロバーツ監督(53)に投げかけられていた。
しかしながらロバーツ監督は「彼は普通の先発投手ではない。6回90球を投げられるかも不明」とあいまいな返答に終始。
これに対し、サムソン氏は「ドジャースは大谷を特別扱いしすぎている」と批判した上で「5、6日に1回、1イニングだけの登板などリハビリにもならない。本気で調整させる気があるのか」と強い疑問を投げかけた。
それでも、大谷の〝二刀流力〟は健在だ。この日は初回のみで降板後、わずか数分足らずで同回裏の打席に入り、8回には26号2ランを放ってナ・リーグ本塁打王の単独トップに再浮上。チームも13―7の乱打戦を制した。
ただ、二刀流の本格復帰ロードを歩む中において今後も1番打者としての起用を続けるのか。あるいは先発登板日に打順変更があるのかどうか。
これらの疑問は依然不透明。ロバーツ監督は「状況に応じて1~3番に組み替える可能性もある」と口にし、依然として玉虫色のスタンスを崩していない。
史上最高のユニコーンの完全体は、果たしていつ見られるのか。こうした場外戦の行方ともども興味津々だ。
引用元: ・【MLB】大谷翔平の1イニング限定登板を元マ軍社長が猛批判 「何やってんだ?」「本気か」「ドジャースは大谷を特別扱いしすぎている」 [冬月記者★]
臭そう
次も1イニングなのか?