ロシアがウクライナに侵略する中、軍の招集を逃れようと、多くのロシア人がインドネシア中部の観光地バリ島に渡航している。トラブルも続出しており、地元州政府が査証(ビザ)の一部停止を求めるなど反発が高まっている。侵略後も、ロシアと一定の友好関係を維持してきたジョコ・ウィドド政権は対応に頭を悩ませている。(バリ 川上大介)
「止まれ」。15日昼、バリ中心部の交差点で男性警察官が、ヘルメットをかぶっていないバイクの男を呼び止めた。男は2月から観光目的で滞在している33歳のロシア人。数日前にも近くで摘発されたばかりだ。
バリを訪れたロシア人観光客は2022年、5万8000人に達した。うち8割は、プーチン露政権が予備役30万人の部分的動員を発令した9月以降の入国だ。招集を回避する思惑とみられる。
滞在も長期化し、生活費を確保するための不法就労や家族ぐるみの不法滞在が次々に明らかになっている。今年、国外退去処分となった外国人82人のうち、ロシア人は21人で最多となった。交通違反のトラブルも目立ち、最近1か月間で摘発されたロシア人は202人にのぼる。
(つづく)
引用元: ・軍の招集逃れたいロシア人、バリ島に大挙…4500円で30日間のビザは延長も可能 [156193805]
>>1 つづき
インドネシアでは、4500円程度の費用で30日間の査証が取得できる。申請手続きが簡単で、延長も可能だ。ロシア人の交通違反者がこの査証で入国したことも確認されており、渡航を助長しているとみられている。
バリ州のワヤン・コステル知事は14日、読売新聞の取材に対し、ロシア人に対する一部査証の停止を3月、ジョコ政権に求めたと明らかにした。「決まりを破る者には厳しい措置が必要だ」とも強調した。
ロシア人と同様にウクライナ人も増加傾向だ。知事はウクライナ人への入国制限も求めているが、ロシア人観光客数の1割程度にすぎず、地元住民らの不満は主にロシア人に向かっている。地元の観光業団体のトップは「不法就労ではお金はロシア人に流れ、地元に還元されない」と指摘する。宿泊・飲食の業界団体幹部は「規律が守られないと、観光地としてのイメージが損なわれ、観光客に敬遠される」と懸念し、観光客を扱う地元の運転手(51)は、「放置し続ければ我々の雇用も奪われかねない」と話した。
ジョコ政権は地元メディアに対し、関係機関の会議で対応を協議する方針を示している。ただ、プーチン露政権を刺激し、外交問題に発展するのは避けたいのが本音とみられ、観光担当の閣僚は3月、「トラブルを起こす人はそれほどの数ではない」と述べ、事態の鎮静化を図る構えを示した。
(おわり)
もはや何もうまれない
あとどっか別のどこでも
ロシア人はトラブルメーカー
天然資源に恵まれたロシアは豊かな国になれるのに!
「日本人の英語教育」
「アメリカ人の反戦教育」
「ロシア人の道徳教育」
「イタリア人の性教育」
「中国人のマナー教育」