上海モーターショーに出展するBMWのMINIブランドブースで19日、来場者に無料でアイスを配布するサービスが行われた際、アイスクリームを求めた中国人来場者に対しスタッフ2人が「もうなくなった」と断った直後、外国人来場者に対して笑顔を見せながらアイスクリームを提供したという。また、当時MINIブース付近でSNSに生配信していた女性が警備員に無理やり追い出されるトラブルもあったとされている。
記事は、トラブル発生当日にBMW側が微博「MINI中国」を通じて謝罪声明を発表したのに続き、21日午前にも謝罪声明を掲載したことを紹介。2度目の謝罪声明には「ごく一部のアイスを、現場でがんばっている同僚のために残しておいた。問題になっている動画に映っていた4?5人の『外国人』は同僚であり、スタッフのバッジを身に着けていた」との釈明とともに、「管理不行き届きにより不快な思いをさせてしまったものの、当事者の2人の女性スタッフは、社会に出て間もない若者。どうか彼女たちに対しもう少し寛容になっていただけませんか」と綴られていたことを紹介した。
BMWによる2度目の謝罪声明について、中国のネットユーザーは「話にならない」「仮にスタッフを労うためだったとしても、客がいる前でこんなことはしない」「社会に出たばかりという割には、随分と媚びた表情をしていたが……」「こんな言い訳をするなんて。どんな状況でも寛容になれるという訳ではない」「苦しい釈明をすればするほど混乱する。シンプルに落ち度を認めればいいのに」「中国市場が寛容な反応を示さないことを願うわ」など、怒りを一層強めたことをうかがわせるコメントを続々と残している。一部には「このお姉さんたちはあくまで会社の指示に従って動いたということだから悪くないな」といった声も見られた。
https://news.biglobe.ne.jp/international/0423/rec_230423_5036575789.html
引用元: ・上海モーターショーでBMWが中国人にアイス配布せず中国激怒、不買運動 [128776494]
中国の上海モーターショーで起きた独BMWによるアイスクリーム配布を巡る騒動で、中国国内では一部で不買も呼びかけられた。自社の車を巨大市場にアピールする好機だった世界最大級の自動車展は、BMWへの強い批判を招く場に一変した。
中国紙は「アイス事件」として一連の騒動や余波を大きく報じている。ショーの会場で取材する官製メディアの記者は「国民はみんな怒っている」と本紙に述べた。
中国でBMWは、同じ独自動車大手のベンツ、アウディの頭文字を取った「BBA」と称される独高級車の代表格だ。BMW車に乗ることが成功者の証しと言われていた。
同社のブース前では連日、抗議の意思を示すために自ら買った大量のアイスを配る来場者の姿が見られる。出展する中国企業もアイスの無料配布を始め、主催者が「禁止」を通達する事態となった。
江蘇省のある企業は21日、BMW車を保有する社員向けに「1か月以内に売却する誓約書を書いてください。応じない従業員は解雇します」との通知を出した。代わりに2万元(約40万円)の補助金を出し、国産の最高級車「紅旗」を購入するようにも求めている。事実上の不買運動の強制ともいえ、中国メディアによると労働契約法に違反する疑いがある。
23日には、ボンネットに「ドイツへ帰れ」と落書きされたBMW車の写真がSNSに投稿されるなど、ショーが閉幕する今月27日までの沈静化は難しい状況だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/38a512c392aad0ee5ecf58db35f8c23d7f81456a
BMW側の対応も後手に回り、火に油を注ぐ形となった。20日、公式SNS上に「社内管理の不足とスタッフの怠慢が原因」との謝罪コメントを掲載した。だが、不十分との声が強まると、翌日には3倍の分量で経緯の詳しい説明や再度の謝罪に追い込まれた。
20日には、ブース前でBMWを批判する動画中継をしていた中国人女性が連行された。同社側が依頼し、当局も騒動の拡大を抑えるために応じたとみられる。しかし、十数人の警備員が頭から黒い布を強引にかぶせて連れ去る様子がSNSで拡散して反発を招いた。
業績への影響が懸念され、騒動後に欧州市場でBMWの株価は3%超下落した。時価総額では21億ユーロ(約3100億円)に相当し、一部の中国メディアは「市場価値がとけた分で、5億個のアイスが購入できたはず」と皮肉まじりに報じた。
中国は、生産と販売の両面で世界最大の自動車大国となる。BMWも21年の世界販売252万台のうち、中国が85万台と3分の1を占め、ドイツを含めた欧州に並ぶ最重要市場と位置づけてきた。ショー開幕日の18日、ツィプセ会長は「BMWの心は中国にある」と会場で演説し、投資を拡大する方針を示したばかりだった。
今回の騒動は、中国共産党の意向で近年強まる愛国主義の矛先が、わずかなきっかけで外資企業に向かうリスクを改めて浮き彫りにした。
ドイツもドイツ
こじきみたいな奴らが列をなしたのかな?
シェア奪うチャンス
その後一般人がハーゲンダッツを配るから群れができた
白人はまだ自分が金持ちだと勘違いしてるのか