AIのリスクに警鐘をならしつつも対応は可能だとの見解をビル・ゲイツ氏が表明した/Jordan Vonderhaar/Bloomberg/Getty Images
(CNN) 米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が人工知能(AI)のリスクについて、他の業界トップほどは懸念しない姿勢を示した。
ゲイツ氏は11日のブログの中で、AIに関する最大級の懸念として、偽情報が拡散される可能性や雇用が奪われる可能性を挙げた。しかしそうしたリスクは「対応可能」だと述べ、「一大イノベーションがコントロールしなけらばならない新たな脅威をもたらしたのは、今回が初めてではない」「かつてもあった」と指摘した。
ゲイツ氏はAIを、かつて社会の転換をもたらした過去の出来事になぞらえる。例えば車が登場したことで、シートベルトや速度制限、運転免許といった安全対策が必須になった。イノベーションは最初のうちは「多大な動揺」を生じさせるが、社会は「やがて良くなる」と同氏は言う。
(中略)
ゲイツ氏はさらに、AIによる雇用の喪失や、学習に使われるデータに偏見が入り込むこと、さらには子どもたちの学習に与える影響にも言及している。
「1970~80年代にかけて電子計算機が普及した時のことを思い出す」「生徒たちが基本的な計算方法を学ぶのをやめてしまうことを心配する教師がいた一方で、この新技術を取り入れて、計算の背後にある思考力に照準を合わせる教師もいた」
ゲイツ氏は、移行期に「不安を感じるのは自然なこと」だとした上で、自身は未来に対して楽観的だと言い添え、「新技術によって生じた課題が解決可能なことは、歴史が示している」とした。
その上で、AIを「我々の生涯で目にする中で、最も変革的なイノベーション」と位置付け、「健全な論議は、この技術のメリットおよびリスクについて、誰もが知識を持っているかどうかにかかっている」と記している。
※記事全文はソース元にて
2023.07.14 Fri posted at 16:30 JST
https://www.cnn.co.jp/tech/35206588.html
■ビル・ゲイツ氏の7月11日付ブログ全文
The risks of AI are real but manageable
https://www.gatesnotes.com/The-risks-of-AI-are-real-but-manageable
引用元: ・【AI脅威論】AIのリスクは現実だが対応可能 ビル・ゲイツ氏が見解 [oops★]
最近のMSは情けないのでゲイツが喝を入れないとだめ
社員に無償労働を求める
ビルゲイツのソフト販売が時代に合わなくなった
新しい社長がクラウドへ事業転換して最高益