まさにそんな境遇なのが、会社員の津田圭一さん(仮名・27歳)で、ワキガの女性と交際しているうちに「ニオイに耐性がついてきた」と豪語します。
◆香ばしいニオイが漂っている?
津田さんは後輩の女性社員に恋心を抱き、積極的にアプローチをしていったのだとか。
「入ってきたときからかわいいと思っていて、とにかくお近づきになりたいなと思っていました。積極的に距離を詰めていったことが功を奏し、幸いにも良好な関係を築くことができました」
「自分のルックスは良いわけではない」と謙遜する津田さんですが、仕事に関して親身にアドバイスをしたり、誕生日に不自然でない範囲でのプレゼントを用意したりと、地道な努力を重ねていきます。そうこうして徐々に仲良くなった津田さんとMさんでしたが、距離が近づくにつれ彼女に対してとある違和感を覚えるようになったといいます。
「物理的に接近した際、香辛料のような独特な香ばしいニオイが漂っているような気がしたんです。それとなく同僚社員に聞いてみると、どうやら席が近い人は感づいていたようで……」
◆どうすればニオイを自覚してもらえるか…
高嶺の花であったMさんからそんなニオイがするはずがない……。津田さんは困惑しますが、それでも想いが消えることはなく、アプローチを続けていったそうです。
「なんとか独特のニオイを放っていると自覚させようと知恵を絞りました。直球勝負というワケにもいきませんから、慎重に策を練る必要があります。考えついたのは、自分が香水をつけて自然とニオイについての話題になるように仕向けること。実践してみたところ、全然食いついてもらえず話自体まったく盛り上がりませんでした。そればかりか、『私の香水が臭い』とMさんや同僚に注意されてしまう始末で……。大失敗でした」
◆むしろ“ニオイの虜”になってしまった
津田さんはさらにこう話します。
「彼女は天然系というか、かなり鈍感。何をやっても気づいてもらえませんでしたね……。結論から言うと、ワキガを解消させる作戦は諦めました」
ニオイ以外の要素は完璧ともいえる彼女。もはやワキガなど些末なポイントに思え、問題を目をつむってでも意を決して告白することに。幸いにもOKの返事がもらえ、めでたく交際することに。付き合っていくうちにそれまでは想像もしえなかった発見がありました。
「むしろ、素敵な個性だと思うようになりましたね。それどころか、自分から積極的に嗅ぎにいくようになりました。いつの間にか、あの独特なニオイが好きになっていたんです」
パーソナルな部分に触れていくうちに“ニオイの震源地”も判明していったようです……。
「彼女は風呂が嫌いなんですよ。シャワーを浴びることも『面倒だ』といって、体を流さないときも……。それがニオイに繋がっていたんだろうと。それが分かった時も、あえてなにも言いませんでした。今ではニオイがクセになってしまい、洗い流されると物足りないと感じています。一種の中毒かもしれませんね」
引用元: ・【話題】『ワキガも素敵な個性』…クセになる香ばしいニオイ
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