北海道電力が２８日発表した２０２３年４～６月期連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比３・８倍の４９４億２６００万円、最終的なもうけを示す純利益は同３・３倍の３４６億５００万円、売上高は同２９・４％増の２２７７億９１００万円だった。６月から家庭向けの電気料金を値上げしたことなどで増収増益となった。
一方、２４年３月期の連結業績予想も発表し、前期は２２５億３千万円の赤字だった営業損益は４５０億円の黒字に転換すると予想した。純利益は２７０億円、売上高は９７７０億円とした。為替レートは１ドル＝１３９円程度を想定した。中間・期末配当は自己資本の回復基調を見極めるとし、普通株と優先株いずれも未定とした。
北電は燃料価格の高騰を理由に６月１日から家庭向け規制料金を標準世帯（３０アンペア、月２３０キロワット時使用）で平均２３・２２％、自由料金も標準的な世帯で８～９％値上げした。法人向けの高圧・特別高圧は４月から約２割値上げした。
北電はこうした値上げ分の増収効果を４～６月分で１４４億円、通期では９３０億円とした。斎藤晋社長は同日の記者会見で「料金値上げがあっての黒字化。引き続き効率化を進めたい」と述べた。（三坂郁夫、高橋祐二）
北海道新聞 2023年7月28日 15:51(7月29日 12:10更新)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/884937/
2023年度第1四半期（4～6月）決算について
https://wwwc.hepco.co.jp/hepcowwwsite/info/2023/pdf/info_20230728.pdf
※関連スレ
【北陸電力】電気料金値上げで230億円プラス 2年ぶりの黒字回復 [ばーど★]
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1690546003/
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■関連ソース
大手電力7社の電気料金値上げ 経産省が正式認可 (2023年5月19日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/494449?display=1
▼6月の使用分から値上げ
東京電力 平均15.9%
北海道電力 平均23.22%
東北電力 平均25.47%
北陸電力 平均39.7%
中国電力 平均26.11%
四国電力 平均28.74%
沖縄電力 平均33.3%
▼値上げ無し
中部電力
関電力西
九州電力
■北海道電力の電気料金 値上げで世界一に!? (2023年7月12日)
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-nc4c4cd91f6a2
