家電の進化が女性を家事から解放した-。この春に結果が示された文部科学省の教科書検定で、申請段階の英語教科書に掲載された英文が修正を求められた。家事を対象に「女性」と限定した表現が、ジェンダー平等の観点から「生徒に誤解を与える」と判断されたためだ。同様の文脈が掲載された歴史教科書では修正を迫られておらず、審査基準に不明瞭さがうかがわれる。ジェンダーは重要な教育テーマの一つだが、取り上げ方の難しさが浮き彫りになった。
《最も偉大な発明って、なんだと思う?》
《冷蔵庫や洗濯機だと思うね。特に女性たちにとっては》
《なぜ、そう思うの?》
《なぜって、家電がなければ、女性たちは家事に忙殺されて、家から出ることができなかったでしょう》
3月に検定結果が公表されたのは、来年春から使われる高校教科書。その中で、いいずな書店(東京都台東区)が申請した「論理・表現Ⅱ」の英語教科書には当初、こうした内容の英会話文が掲載された。
検定で問題視されたのは、対象が「女性」に限定された点だ。文科省は「生徒が、家事を女性の役割と誤解する恐れがある」と意見を付け、教科書会社に修正を求めた。教科書会社は「特に女性たちにとっては」の文章を削除。後ろに続く文章中の表現も「女性たちは」を「人々は」と改め、検定に合格した。
歴史教科書では修正求めず
記述の事実関係に誤りがあったわけではない。政府がまとめた平成17年版男女共同参画白書は、家電の進化について「女性の家事時間を減少させ、女性の社会進出に貢献したと考えられる」と記載。裏付けとなるデータとして、各家庭に家電が浸透し始めた昭和35年に女性が家事に費やした時間を「4時間26分」と示し、「35分」の男性と比較できるようにしている。
専門家も教科書会社の当初の記述を妥当と見る。ジェンダー論や家事・育児などの再生産労働を研究する京都華頂大の斧出(おので)節子教授(家族社会学)は「事実関係に誤りはない」と語る。
女性研究者で米ハーバード大ケネディ行政大学院教授のイリス・ボネット氏は自著で「家電の進化も、あらゆる女性たちの経済参加を促進してきた」(「WORK DESIGN 行動経済学でジェンダー格差を克服する」)と記しており、国際的にも認められた考え方とみてとれる。
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産経ニュース: 「家電が女性解放」はNG⁉ 教科書でジェンダー扱う難しさ.
https://www.sankei.com/article/20220506-GREB2DB4SZOF7FXIJMKKG5L3JA/
引用元: ・【教科書検定】「家電が女性解放」はNG⁉ 教科書でジェンダー扱う難しさ [ぐれ★]
家事が好きな女性は多いよ
女性が開放されてるのは事実だよね
「主婦」という概念があった時代の話だからいいだろ
人権運動家は過去の事実も塗りつぶすから大嫌い
ラジオしかないような場合と比べるなら、魚屋が家まで御用聞きにくる事もないのでスーパーに行ったり
液晶テレビの裏側や冷蔵庫の下側、炊飯器のまわり、水洗トイレの奥側、洗濯機の周りなども掃除しないといけず
多分掃除ロボットがあっても床平面だけだし
家具やいすなどをどかすのは人間
持つ掃除機の場合、持ってるのも人間
解放されているなら男女の家事時間が近い数字になっいるならまだわかるがそうじゃないですね
過去は全て抹消した方がいいな