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7回から4番手で登板し、1イニング無失点に抑えた西武・本田(撮影・冨永豊)
◆オープン戦・西武0-3ヤクルト(23日、ベルーナドーム)
西武の本田圭佑投手(30)が7回に4番手で登板し、三者凡退に抑えた。オープン戦は3試合計3イニング登板し、無失点どころか走者を1人も出さない完璧なピッチング。開幕1軍への大きなアピールとなり、松井監督は「真っすぐの質が非常に良い。(セットアッパー争いに)本田も入ってこられるでしょう」と太鼓判を押した。
■〝圧倒的〟「3月5登板で被安打わずか1」と完璧仕上がりで開幕OK【動画】
9年目の右腕は昨年まで2年連続で防御率1点台にまとめる安定したパフォーマンスを発揮。しかし2022年に重ねた20ホールドが昨年は2ホールドにとどまり、オフに行われた契約更改でダウン査定を受けると「今まではどんな場面でもと言っていたけど、勝っている場面にこだわりたい」と強い決意を示した。1月の自主トレではやり投げのトレーニングを採り入れ、下半身の力を効率よく伝えられるフォームを固めてきた。
最も成果が形となったのが、先頭の浜田への投球だ。初球に直球が外れても動じず、さらに3球直球を続けて空振り三振。最速145キロながら、パワーが自慢の23歳を力で押し切った。「真っすぐに強い打者とは思っていたけど、どれだけいけるかなというのもあった。サインも4球続けて要求してくれたので、思い切ってやりました」と笑顔を輝かせた。
A班(1軍)で参加した2月の春季キャンプでは、ブルペンを中心とした練習場所で散乱していたペットボトルを片付けようと、投手陣の中で発足した「ペットボトル委員会」の委員長に就き、自身の顔写真入りのポスターを張るなどして美化活動への啓発をしてきた。この日豊田投手コーチから、シーズン中も会長として続投することを言い渡されたという。「ちょっとずつ減ってきているかなと思いますけど、自分が気付く前に豊田コーチに発見されるパターンもある。そのときはいじられていますね」と苦笑いを浮かべる。いじられキャラとして投手陣のムードを和ませる立ち位置も自覚。グラウンドの内外でキーパーソンとなりつつある。(末継智章)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bdf06bde7c27736ce38611b9afd59f4d4a062ab
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引用元: ・【野球】西武・本田圭佑がパーフェク投 3戦すべて三者凡退 激戦の中継ぎ争いに松井監督「入ってこられるでしょう」 [フォーエバー★]