そもそも、国連は大国間の世界大戦が再び起きないように設立されたものであり、第二次世界大戦終結から今日まで同様の事態が発生していないため、ある意味では主目的の達成には成功していると言えます。一方で問題になるのが、安保理は第二次世界大戦に勝利した連合国が作ったものだということです。この経緯があるため、第二次世界大戦の戦勝国である中国、フランス、イギリス、アメリカ、そしてソ連の後継国であるロシアは、実質的に法律の上にあるものと位置づけられました。
こうした位置づけを象徴するのが、国連の決議に対する拒否権です。大国がお互いをけん制するために設けられたこのシステムは、大国がルールに従う場合にのみ機能します。冷戦下には、大国同士のパワーバランスが拮抗(きっこう)していましたが、ソ連崩壊に伴ってパワーバランスが崩れたことで各国がルールに従う意味は薄れていきました。
そして1990年代に入ると、アメリカとイギリスは自分たちの軍事行動の正当化に安保理を利用するようになりました。その後、ロシアと中国が拒否権を行使するほど自信を持つようになると、アメリカとイギリスは安保理決議なしで軍事行動を行うようになったとのこと。その最も顕著な例が、2003年のイラク侵攻です。
今回のロシアによるウクライナ侵攻も、同じシナリオで進んでいます。このことについて、マッキンタイア氏らは「何十年もの間、安保理による軍事行動の抑制は風前の灯火でしたが、私たちはその火が永遠に消えた瞬間を見ただけなのかもしれません」と述べました。
◆他の国際ルールにできることは?
中略
こうした点から、マッキンタイア氏らは「ロシアのウクライナ侵攻で誰かが法廷に引っ立てられることになる可能性があるかというと、その答えは短期的には『いいえ』であり、長期的に見ても『もしかしたら』です。国際社会の仕事は、そうなるように犯罪の証拠を集めつつ、ウクライナの自衛を支援することです」と述べました。
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https://gigazine.net/news/20220424-international-law-russian-aggression-ukraine/
引用元: ・「プーチン大統領を犯罪者として裁くことは可能?」に国際法の専門家が回答 [パンナ・コッタ★]
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http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/contemporary/1567311910/
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