24日から5日間の日程で日本を訪問している韓日政策協議代表団は、5月10日大統領就任式の招待内容を記した尹氏の親書を岸田首相に手渡す予定だ。代表団は27日に岸田首相と面談する日程を日本側と調整中だ。
代表団の団長である鄭鎭碩(チョン・ジンソク)国会副議長はこの日出国し、「最悪の状態で放置されてきた韓日関係を改善して正常化することが我々の国益に符合するという認識を尹氏は持っている」とし「韓日間の密度ある対話を始めたい」と明らかにした。続いて岸田首相の大統領就任式の出席について「通常、各国首脳の出席はその国が決める」としつつも「最終決定事項はまだ受け取っていないが、世界各国のどの首脳も出席意志を送って下されば最善の礼節を守って迎える準備をしている」と答えた。2008年2月李明博(イ・ミョンバク)元大統領就任式に福田康夫首相が出席して以来、14年ぶりの日本首相の韓国大統領就任式出席を期待しているという意味だ。
大統領職引き継ぎ委員会は岸田首相が就任式に出席する場合、自然と2年以上中断されていた韓日首脳間の疎通が復元されるとみている。通常、新しい大統領は就任式に出席した各国首脳と会談して祝賀使節団に面会する「就任式外交」を行う。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の場合、2013年2月25日に韓印首脳会談に続いて麻生太郎当時日本副首相と面会した。翌日には韓加、韓豪首脳会談に臨んだ。
尹氏側の関係者は「岸田首相を就任式に招いたのは韓日首脳間の疎通を通した信頼回復の意志であり、別途首脳会談を開こうという提案」としながら「尹氏は両国がひとまず互いの誤解を解いて信頼関係が構築された状態で各種懸案を議論することが問題解決の近道だと考えている」と話した。岸田首相の立場でも就任式出席後に首脳間の挨拶形式の会談は公式首脳会談開催よりも相対的に負担が軽い場合がある。
尹氏の韓日首脳間の疎通意志は文在寅(ムン・ジェイン)政府との差別化ポイントになりうる。文大統領は2019年12月、韓日中首脳会議で安倍晋三首相に会ったが、その後2年以上韓日首脳会談は開催されていない。昨年6月には主要7カ国(G7)首脳会議を契機に菅義偉当時首相と別途首脳会談日程を協議して実務段階で合意していたが、日本側が一方的に取り消したことによって白紙化していた。
昨年10月に就任した岸田首相も文大統領との疎通に消極的だった。就任後、各国首脳との電話会談でも文大統領を事実上「第2グループ」に分類して挨拶を先送りした。引き継ぎ委関係者は「韓日関係が最悪なところまで突き進んだのはさまざまな悪材料が働いた側面もあるが、両国首脳をはじめ最高位級で信頼関係が形成されなかったところが大きい」とし「岸田首相が就任式に出席するなら、韓日関係を新たに変化させる出発点を作るにあたり役立つと期待している」と話した。[
中央日報日本語版 2022.04.25 06:48
https://japanese.joins.com/JArticle/290291
引用元: ・ 【日韓】「韓日の誤解を解こう」…韓国次期大統領、就任式に岸田首相招待 [Ikh★]
きめーんだよ朝鮮