市場は反応せず(C)日刊ゲンダイ
岸田首相「資産所得倍増計画」は“空振り”確定 個人金融資産2000兆円狙う魂胆にも批判殺到
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/304840
予想通り、市場はほとんど反応しなかった。
連休中、6カ国を外遊した岸田首相は5日、ロンドンの金融街シティーで講演し、「安心して日本に投資してほしい」「資産所得倍増を実現する」と表明したが、翌日(6日)の東京市場は、185円03銭高の2万7003円56銭と、わずかに上昇しただけだった。
海外の投資家を相手に講演した岸田首相は、「2000兆円ある日本の個人金融資産は大きなポテンシャルだ」「貯蓄から投資へのシフトを進める」「インベスト・イン・キシダです」と胸を張ってみせた。どうやら、現在、半分以上が現預金で保有されている個人の金融資産2000兆円を投資に回させ、株価をアップさせる魂胆のようだ。
しかし、「資産所得倍増計画」を打ち出した直後からネットでは批判が噴出。<なんか違う気がする><「資産所得倍増プラン」?「所得倍増計画」はどこへいった?><そもそもなんで貯蓄に走るかわかってないんでしょうね。日本の先行きに希望が見えないから不安で貯蓄するんでしょう。投資を推奨する前に日本経済を成長させろ。そうすれば投資なんて自然に集まるでしょう。成長が見えないとこに投資はしませんよ><無意味なマネーゲームにしかならないと思う>
資産所得とは、給料とは異なり株式の配当などから得られる所得だ。厚労省の調査によると、2018年の1世帯当たりの資産所得は15万8000円だった。岸田首相は、資産所得を倍増させるために「NISA」の利用者拡大などを推し進めるという。しかし、はたして日本国民や外国人が投資するのかどうか。
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「岸田首相の講演をテレビで見ましたが、聞いていた外国人投資家は、『この人、なに言ってんだ』という感じでキョトンとしていました。日本はドルベースだとマイナス成長の国ですよ。しかも、円安が進行している。投資の鉄則は、強い通貨の国を対象にすることです。経済成長もせず、弱い通貨の国には、誰も積極的には投資しない。外国から投資マネーが入ってこなければ、日本人が投資しても儲けることは難しいでしょう」
どこが「新しい資本主義」なのか。
引用元: ・【新しい資本主義】岸田首相「資産所得倍増計画」は“空振り”確定!個人金融資産2000兆円狙う魂胆にも批判殺到 [ギズモ★]
でもなぜか支持率落ちないからな
大損確定だよwww
こいつの頭どうなってんねん