終身雇用を前提とした組織では、できるだけ若く伸びしろのある人材を採用して、自社に特化した形で育成することが基本となる。
伸びしろの有無は大学名で判断されるため、ポテンシャル採用という呼び方をされることもある。
こうした採用を行う組織からすると、どうしても修士以上は「伸びしろが少なく、自社にとって使い勝手の低い専門性しかない」と映ってしまう。
終身雇用型組織では、浪人や留年で3年以上寄り道している人間も敬遠されるが、これも根っこは同じである。
これに対し、終身雇用を前提としない組織では、自社でゼロからの人材育成なんてしないから、伸びしろやポテンシャルといった物差しがそもそもない。
(実際に採る採らないは別にして)博士だからとか歳を食っているからという理由で門前払いするようなケースはほとんどないように思う。
だが実際問題、日本を代表するグローバル企業はほぼ例外なく終身雇用型組織だ。そういう大手企業が博士を門前払いしつつ、ろくすっぽ勉強などしていないような学部生ばかりに内定を出し続けたら、博士課程を目指す人間が減るのも当然だろう。
以上が、日本が「低学歴国家」に落ち着いた背景である。
1990年代に、政府が音頭を取って大学院の重点化を推し進めた時期があった。博士を活かす組織内改革をスルーして「博士を諸外国並みに増やせば生産性も上がるだろう」とやってしまったわけだ。
結果は、博士課程は修了したものの、新卒採用に応募すると「博士は対象外です」と言われ、中途採用に行けば「職歴がない人は対象外です」と言われる高学歴な就職難民が量産されることとなった。
おそらく今回のニュースを読んで、当時を連想した人は少なくなかったのではないか。
とはいえ、今、日本は100年に一度レベルの大転換期にある。日本経済団体連合会が終身雇用・年功序列はもはや維持できないと白旗を掲げ、実際に少なくない数の大企業が脱・年功序列であるジョブ型雇用に舵を切っているからだ。
(一部略)
Jcast
2022年05月11日11時45分
https://www.j-cast.com/kaisha/2022/05/11436770.html
引用元: ・【学歴】世界に逆行! 減少する博士号取得者 なぜ日本は「低学歴国家」に陥ったのか? [七波羅探題★]
理系採用は研究開発ラインに進むのが普通だからねぇ…
ぶっちゃけ、博士なんて持ってても意味が無い
ゴミみたいなよく分からん大学多すぎるしそもそもそれなりの大学出ても高卒一般職枠に比べて少なすぎる
大卒も新卒時に高卒枠受けれるようにした方がええやろ
そんなのイラねー
起業してがっぽり儲ければいいのに
高卒の奴は知らんだろうけど
体育でバスケットボールとかやるんだぜ
その研究成果が経済そのものにも利益となる循環になる
今のアメリカや中国がそうなってるし、世界はそういう方向を目指している
今 18歳人口110万人+少数の浪人生 大学の数600オーバー
そりゃレベルも下がりますわ
高卒とは扱いも違ったし部署も違ったけど
今は地元Fランなんて派遣が精一杯
正社員なんて夢