[2022/06/10 12:12]
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https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000257575.html?display=full
寄生虫「アニサキス」による食中毒が相次いでいます。魚介類に寄生するため、鮮魚店などでは警戒を強めています。なぜ増えてきたのか、独自取材しました。
■「胃が痛く本当に動けない」
アニサキスで食中毒になったタマさん:「5月の頭ごろだったと思うんですけど、サバを食べて当たった」
こう話すのは、アニサキスで食中毒を起こした男性。自分で釣ったサバを酢締めにし、少しずつ食べていたこところ、アニサキスがいたことに気付かずに、食中毒になったといいます。
タマさん:「おなかの下というよりかは、胃の辺りがずっと痛くて。嘔吐(おうと)した後も、ずっと継続して痛いといった感じ。本当に動けないって感じですね」
厚生労働省が8日に発表したアニサキスで食中毒を引き起こした患者の数です。ここ数年で急増し、今年は5カ月余りで、10年前(2013年)の患者数を大きく上回っています。
青魚、特にサバやイカなどに寄生する、長さおよそ2センチから3センチのアニサキスの幼虫。寄生していることに気付かずに、青魚などを生で食べると、食中毒を引き起こします。
■「腸が破れて緊急手術も」
もし、アニサキスを魚と一緒に食べてしまった場合、専門医は、薬での治療は難しいと話します。
たまプラーザ南口胃腸内科クリニック・平島徹朗院長:「痛みを取るためには、胃カメラで物理的にアニサキスを除去するしか、今のところ方法はない。ただ、小腸や大腸は粘膜がめちゃくちゃ薄い。だから、アニサキスが食い付くと、腸が破れることがある。腸に穴が開くと、緊急手術をしないといけないので、大事になってしまうこともある」
■「半身で6匹」目視で駆除
急増するアニサキスによる被害。今、魚に何が起きているのでしょうか?
川崎市にある鮮魚店では、様々なアニサキス対策を行っています。鮮魚店も、異変に気付いていました。
二子新地鮮魚店 魚市・薦岡慶祐営業統括部長:「10年くらい前から比べると、すごく増えたなと思う。本当に多い時は、半身で5から6匹出てくる時もある」
生の魚を提供するために、まずしなければ、ならないこと、それは“目視”です。
店では、魚のプロが手作業で、徹底的に駆除します。この日仕入れたばかりの、生のサバをさばいていると、やはり、アニサキスが潜んでいました。
薦岡慶祐営業統括部長:「(身の)中にいるのは、僕はちょっと表面削って、身の色が変わっているところを探す。こうやって削っていくと、中に(アニサキスが)出てくる。こういうのだと、普通の人だと、見落としちゃうんじゃないかなと思う」
アニサキスが1匹見つかると、身をここまでほじくり返し、アニサキスを取り除きます。店ではこの後、さばいた魚を総菜用に加熱調理を行いました。安全管理は、徹底しています。
■“冷凍にも耐える”生命力
■クジラが増え…アニサキスも急増
■寄生“サバ・イカ以外にも”
■“一瞬で死滅”撃退法を開発
引用元: ・【社会】「アニサキス」急増なぜ?食中毒相次ぐ…クジラ数要因か “殺虫装置”開発も [朝一から閉店までφ★]
俺は評価するぞ
最終宿主なんや
韓国は排泄汚水を海に流すんで海産物から赤痢が流行ってるらしいがそれか?