2022年5月、栃木県に住む小学生たちが、ランドセルをキャリーバッグのように運ぶ『さんぽセル』を発案し、ネットで話題になりました。
荷物が重すぎたり、ランドセルが身体に合わなかったりすると心身に支障をきたし、通称『ランドセル症候群』になる可能性も。
しかし、ネットで『さんぽセル』が取り上げられると、大人からアイディアや子供たちに対する批判の声が上がりました。
同年6月12日に放送された情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、『さんぽセル』について特集。小学生らが反論した『さんぽセル』への批判には、こういったコメントもありました。
「ランドセルは重いけど、楽をしたら筋力が下がってイカン!身体も心も鍛えないと」
コメンテーターとして出演する安藤優子アナウンサーは、このように考えを述べました。
「いやでも本当に子供のランドセルだけじゃなくて、さっき三上(大進)さんもおっしゃったけれど…。ランドセル以外にピアニカみたいなのをぶら下げて、シューズをぶら下げて、水筒下げて、自分たちの給食の袋もあって、もう本当にランドセルしょった上に、なおかつ両手に荷物を持って。小学校1年生の子がでっかいランドセルをがちゃがちゃいわせて歩いてるのを見ると、ちょっとそれトゥーマッチじゃない?って。で、『あれ(ランドセル)をしょったら鍛えられる』って発想って…すごく、どうなってるんでしょうね?本当に。『ランドセルしょって鍛えろ』っていわれてもねぇ…。」
小学生のアイディアを称賛した上で、批判をした大人に「どんな発想をしているのかが理解できない」と苦笑した、安藤さん。
安藤さんのいう通り、小学生が通学時に心身を鍛える意味はあるのでしょうか。そもそも、ランドセルで鍛える必要はあるのかが疑問です。この意見に対し、発案した小学生は「灯油缶を遠くに運ぶ時、大人は鍛えるために背負うの?きっとタイヤで運ぶと思う」と反論しています。
安藤さんも同様に、苦労を美徳とし、他人に強制する考えが理解できなかったのでしょう。
重いランドセルで苦労する気持ちは、実際にその状況下に置かれている子供が一番よく分かるはず。
当事者の考えを尊重しているからこそ、『さんぽセル』は多くの注文が寄せられているのでしょう。
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引用元: ・【テレビ】『さんぽセル』「重いランドセルで筋力と心も鍛えないと」の批判に安藤優子が苦言「鍛えろって言われてもねぇ…」 [muffin★]
両手が使えるとか転んだ時に後頭部を守るためとか利点をアピールしたらいいのにね
さんぽセルと名前を付けるアホ
いまの中高年が小学生の頃より間違いなく教材は重くなっている
なんだかんだ言って小学生の使うものだし、長年の実績のある普通のランドセルに比べて、万に一つレベルでの安全性が担保されてないのは、変に流行って数年たった後大問題になる気がする