既婚女性が、第三者から性暴力の被害に遭って妊娠し、中絶手術を受ける時に夫の同意が必要か――。法律は夫の同意を求めるが、夫婦関係への影響を危惧し、打ち明けるのをためらう女性は少なくない。医療機関には、夫からの訴訟や業務上堕胎罪に問われるリスクもあるが、法律の規定を独自に解釈して同意なしの手術に踏み切るケースも出ている。
母体保護法
母体保護法は、〈1〉身体的か経済的理由で母体の健康を著しく害する恐れがある〈2〉強制性交の被害に遭って妊娠した――時には人工妊娠中絶を認めるが、本人だけでなく夫の同意も必要とする。ただし、夫が妊娠後に死亡した場合、行方がわからない場合、病気などで意思表示ができない場合は本人の同意だけで中絶できると定めている。
要件を満たさずに医師が手術を行うと業務上堕胎罪に問われる可能性があるほか、夫の同意なく手術した医療機関側が夫から訴えられた事例もある。
胎児の生命を重く見る立場から夫の同意が必要だとする意見があり、国も「国民には様々な価値観があり、慎重な対応が必要」とする。一方で、中絶を「女性の権利」と捉える欧米では夫の同意要件はなく、世界保健機関(WHO)などによると、現在、同意要件があるのは、日本のほかインドネシアやイエメンなど11か国・地域にとどまっている。
私も夫も「心が耐えられない」
「性被害に遭って妊娠した」。数年前、西日本の総合病院に1人で来院した30歳代の女性は、医師に見ず知らずの男からの性被害を打ち明け、中絶手術を受けたいと訴えた。
医師が「配偶者から同意をもらうことはできますか」と問うと、女性は「私も夫も、心が耐えられません」と話した。夫に知られることを恐れ、警察にも被害を届け出ていないという。
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読売新聞オンライン: 妻が第三者から性暴力、中絶に夫の同意必要か…告白にためらい・同意なし手術の例も.
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220611-OYT1T50374/
引用元: ・【母体保護法】妻が第三者から性暴力、中絶に夫の同意必要か…告白にためらい・同意なし手術の例も [ぐれ★]
婚姻関係破綻してるよ
これ
そんなのと夫は婚姻関係続ける理由ないよな