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少年革命家を自称するYouTuber・ゆたぼん(13)の日本一周プロジェクトが炎上続きだ。
ゆたぼんは昨年12月、専用車「スタディ号」で47都道府県をめぐる旅の資金を募るクラウドファンディングを立ち上げた。「不登校の子やその親御さんたちと直接会ったり、いろんな人たちと会って学びながら、多くの人たちに元気と勇気を与えたい」というコンセプトに賛同した人々は多く、目標金額380万円を上回る487万円以上の調達に成功。147人の支援者が集まった。
支援に対するリターンとしては、ゆたぼんからメッセージ動画が届く小中学生用1000円寄付コース、ゆたぼんの誕生日パーティーでの秘蔵映像が観られる3000円寄付コース、ゆたぼんを自宅に招いてごちそうできる2万円寄付コース、ゆたぼんと一緒に無人島に行くことができる3万円寄付コース、ゆたぼんの動画に出演できる10万円寄付コースなど、さまざまな内容が用意されていた。
■走り出した「スタディ号」
当初の予定より2か月ほどの遅れはあったものの、6月末、ゆたぼんの旅がついにスタート。しかし、旅立ちから約2か月が経ち、目的のひとつに掲げていた“不登校の子と直接会う”ことがほとんど実現されていないのではないかと指摘する声が相次いでいたのだ。
「神奈川県を訪れた際はフリースクールを見学したようですが、肝心のその模様は撮影されておらず、あとからゆたぼんが『自由だなって思いました』と3分間ほど感想を語るだけ。動画の大半は、横浜中華街や『よこはまコスモワールド』を観光する様子です」(芸能記者)
さらに、このゆたぼんの旅では目撃情報から浮上した迷惑駐車疑惑、QRコード決済サービス「PayPay」を通じて投げ銭を募る規約違反を行った疑惑、回転寿司店での無許可撮影疑惑なども持ち上がっている。回転寿司店で撮影した動画にはマナー違反を指摘する声も続出し、ゆたぼんがTwitterで〈汚い手でタッチパネル触ってしまって。ごめんなさいでした〉と謝罪する事態となった。
各地で繰り広げられる、ゆたぼんの撮影に偶然居合わせた人が証言する。
「駐車場で撮影を実施し、バスの通行を邪魔していましたね。クラクションを鳴らされたら、すぐどいてはいましたが……」
ほかにも、このような証言がある。
「すぐ近くで『よろしいですか』の断りもなしに突然撮影が始まりました。このご時世、旅行に行ったことがバレたら困るので、自分が動画に映り込んでいないか心配です。画像処理などしてくれたらいいのですが……。『ここで撮るぞ。ここで喋れ』と指示していて、お父さんのほうが撮影に熱心な印象でした」
ゆたぼんの旅を批判する人々の中には、クラウドファンディングの支援者も含まれている。
「不登校児の支援活動を期待していた人々は、ゆたぼんが全国各地の名物料理や観光スポットを楽しむ動画を見て、『ただ遊んでいるだけじゃないか』と違和感を覚えているようです。オンライン署名サイト『Change.org』では、『本来意図した活動をしないのであれば、日本一周を中止して支援者などに返金すべき』と求める署名活動も起こっているのです。不登校児の支援について、ゆたぼん側は“旅の目的のひとつ”、一部の支援者は“旅の主な目的”と捉える認識のズレがあったと言えるのかもしれません」(前出・芸能記者)
賛否両論が巻き起こる中、8月19日、ついにゆたぼんが「不登校の子に元気と勇気を与えてきた」と題した動画を公開した。動画には、不登校の中学1年生とその母親だという二人組が登場し、学校に行かない理由などを語り合い、ゆたぼんが「不登校は不幸じゃない。悪いことでも何でもない。不登校でも元気に過ごしていたらいい」と励ました。最後は相手の中学1年生とふたり一緒に「人生は冒険だ!」の決めポーズもしている。
今回の動画には〈少しゆたぼんのことを見直した〉というコメントも寄せられており、プロジェクトの信頼回復に繋がってはいるようだ。はたして、ゆたぼんは支援者が納得する形で、日本一周を達成できるのだろうか──。
引用元: ・【少年革命家】ゆたぼん日本一周プロジェクト“クラファン資金で旅行”批判「ただ遊んでいるだけじゃないか?」 [鉄チーズ烏★]