岸田首相による安倍チルドレンへの“競食の計”というわけだが、発動する前に事態が思わぬ方向へ動きつつある。自民党都議が明かす。
「公明党の東村邦浩都議が萩生田さんと生稲さんの統一教会施設訪問の話を聞き、激怒しているというのです」
東村都議は創価大学卒で、当選6回の60歳だ。公明党東京都本部副代表、つまり高木陽介代表に次ぐナンバー2であり、都議会の公明党では長年幹事長を務める。
大臣職を歴任した大物国会議員である萩生田氏だが、東村都議に頭が上がらない理由があるという。自民党都連関係者が語る。
「萩生田氏の地盤である八王子には、創価大学や池田大作名誉会長によって創立された東京富士美術館など、学会関連施設が集中しています。当然、八王子で生活を送る学会員も多く、学会の大票田です。
萩生田氏が昨年の衆院選で得票した15万票のうち、3割近い約4万4000票を学会票が占めているといわれています」
萩生田氏は2009年の衆院選で落選するなど、もともと選挙に強くはない。4万4000票のありがたみは、身に染みて知っているはずだ。
「そのため、東村都議は『誰のおかげで大臣になれたと思っているんだ』と萩生田氏に面と向かって口にするほどの“大物ぶり”で、萩生田氏は平身低頭して接しています。
しかし、内心では忸怩たる思いのようで、創価学会に頼らずにすませたいという思いから、都内で約3万票を持つといわれる統一教会に接触するようになったのです」
しかし、節操のない萩生田氏の振舞いに、怒りの矛先は自民党自体にも向けられている。公明党東京都本部関係者はこう憤る。
「よりによって創価学会のお膝元の八王子で、ほかの教団に媚びを売っていたことに、党幹部は『萩生田との関係は考えものだ』『連立政権や、都議会での自民との協力関係も再考せざるをえない』と、かなり怒っています」
そのなかでも、特に怒り心頭なのが、東村都議というわけだ。だが、萩生田氏への激怒の理由は、生稲氏とのことだけではないという。八王子市議がこう明かした。
「幸福の科学大学です。現在は私塾ですが、大学として認可されることを断念してはいません。萩生田さんは、2014年に初めて同校が文科省に認可申請を出したときから、教団と文科省を仲介していたと報じられています。
事実、申請が通らなかったとき、幸福の科学が文科省に提出した弁明請求書にも萩生田さんの関わりを示す記述があります。4万4000票の学会員票に支えられている萩生田さんが、他宗教の大学設置に奔走することに、東村さんはもともと納得していなかったのです」
前出の都連関係者が語る。
「萩生田氏と生稲氏との一件を聞いた東村都議は、『あの野郎、何股かけてんだ!』と怒鳴ったそうです。人づてに聞いて慌てた萩生田氏は、何度も東村氏の携帯に連絡をしているといいます」
東村都議は萩生田氏が創価学会、統一教会、幸福の科学に対して、“三股”をかけていたことに憤激し、ほかの宗教団体にも接近しているのではと疑う様子だったという。
東村都議に、萩生田氏についてのコメントを求めたが、期日までに回答はなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef7e3934d8cb19280ec579b39239fed05e0bfd96
引用元: ・萩生田&生稲に公明党がブチ切れ!旧統一教会、創価学会、幸福の科学との関係に「あの野郎、何股かけてんだ!」 [Stargazer★]