北朝鮮政府はこの数週間で、計7発のミサイルを発射した。朝鮮半島近海でアメリカと韓国が合同軍事演習を実施したことへの対応だとしている。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は10日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が発射実験を監督し、「指導」している写真を掲載した記事を公開。
「国の戦争抑止力と核反撃能力を検証、判定し、敵に厳重な警告を送るための朝鮮人民軍戦術核運用部隊の軍事訓練が、9月25日から10月9日まで行われた」と伝えた。
「戦術核弾頭の搭載を模擬した弾道ミサイル」の発射実験だったという。
また、韓国の軍事基地や港湾、空港を標的とするシミュレーションは成功したと主張した。
■韓国大統領が非難
韓国の尹錫烈(ユン・ソンニョル)大統領は、北朝鮮が核兵器を使用しても得られるものは何もないと述べた。
「北朝鮮は核開発を進め、大韓民国だけでなく世界をも脅かしている」
「核兵器から得られるものは何もないと私は信じている」
アメリカと韓国の情報当局は、北朝鮮が2017年以来5年ぶり7回目の核実験を間もなく実施する可能性があるとの認識を示している。
専門家たちは北朝鮮がこの機会を利用して、これまで試してきたミサイルに搭載可能な小型の戦術装置を初めて起爆させる可能性もあるとみている。
北朝鮮の最高人民会議は9月、核兵器保有国だと公式に宣言する法令を採択。金氏はこの決定は「不可逆的」だとし、非核化交渉の可能性を排除した。
この法令では、自国を守るために先制核攻撃を行う権利も明文化されている。核兵器の使用についてはこれまで、攻撃を受けた場合にのみ使用する方針だとしていた。
今年に入ってからはミサイルの発射頻度が著しく高まっており、すでに40発以上発射している。これは1年間の発射回数としては過去最多となる。
この2週間で発射されたもののほとんどは短距離ミサイルで、北朝鮮と日本の間の海上に落下している。ただ、今月4日にはより飛行距離の長いミサイルが発射され、日本上空を通過。太平洋に落下した。複数アナリストによると、新しい中距離弾道ミサイルの可能性がある。
北朝鮮は今年、鉄道発車式ミサイルなど移動式発射台を含むさまざまな発射場からミサイル実験を行っている。移動式発射台はミサイルの探知・迎撃が難しいと指摘されている。
KCNAは直近のミサイルの発射について「実験」ではなく「戦術核運用部隊」の軍事訓練と伝えている。北朝鮮が小型の短距離核兵器を配備するシステムを開発したことを示唆していると、アナリストたちは指摘している。
9月25日から10月9日にかけてのミサイル発射は、アメリカが韓国や日本と合同軍事演習を行ったことや、演習に合わせて米原子力空母「ロナルド・レーガン」が2017年以来約5年ぶりに韓国・釜山に入港したことに対抗したもの。
ドナルド・トランプ米大統領(当時)と非核化交渉を進めていた2018~2019年ごろとは状況が大きく変化したことがうかがえる。
前任の文在寅(ムン・ジェイン)氏よりも北朝鮮に対してタカ派的な韓国の伊大統領が、アメリカとの緊密な関係構築を追求していることにも北朝鮮が反応していると、アナリストたちは指摘している。
(英語記事 N Korea missile launches were ‘nuclear attack drills’)
10/11(火) 14:44配信
BBC News
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b3f037eed477c6f4d109714465160b9f4560777
引用元: ・【BBC】北朝鮮、一連のミサイル発射は韓国に対する「核攻撃」訓練 [10/11] [新種のホケモン★]
いや、アメリカだろ
だわな、
https://i.imgur.com/PHCp6p1.jpg
これがジャップの国防か
核ミサイルどころかミサイルさえいらんやん
デイビー・クロケット「出番か!?」