2022年11月12日 12:00
“マサカリ投法”で知られる元ロッテ投手の村田兆治さんが11日、東京・世田谷区成城の自宅の火災により死去した。72歳だった。ただ謎も残っている。自宅2階で発見されたというが、なぜ寝室のない2階だったのか? また発見時にタバコを持っていたという報道もあり出火の原因とみられていたが、タバコは見つからなかったという。
成城署によると、火元は2階のリビングの可能性が高く、出火原因は調査中とのこと。村田さんが発見されたのは同じ2階の小部屋で、パジャマのようなものを着て座っていたという。発見時に自宅にいたのは村田さん1人だった。小部屋は燃えておらず、村田さんにも重度のやけどはなし。死因は煙を吸ったことによる一酸化炭素中毒とみられる。
発見されたのが2階という点に、近隣住民は首をかしげる。「村田さん宅は1階が寝室なんです。2階にキッチンがあるけど、火事があったのはキッチンじゃない部屋ですね。夜中の2時か3時あたりにどうして2階にいたのか。普通なら1階で寝ている時間だと思うが、遅く帰って来て、うっかり2階で寝込んでしまったのか」(近所の80代女性)
村田さんの自宅は玄関が2階にあるタイプ。2階にはリビング、キッチン、小部屋がある。小部屋といっても書斎のようなものではなく、扉で区切られていたわけでもないという。
成城署によると自宅は複雑な内部をしており、寝室は1階というより半地下に当たるとした。同署幹部は「寝室は一番下の階にあった。普段寝室を使っているのかいないのかということは分からない。小部屋は物がたくさん置いてあって寝るようなところではない」と話した。なぜ深夜にこんな小部屋にいたのか、ますます謎だ。
もう一つの疑問はいまだ判明していない出火原因だ。一部報道では消防隊に発見されたときに村田さんがタバコを手に持っていたとされ、これが原因かと思われたが、近隣住民は「タバコは吸わない人のはずです」という。
同署幹部は「捜した限りではタバコは見つかっていない。発見時に持っていたという事実も確認できていない」と明かした。タバコそのものが周囲から発見されていないという。「関係者に聞くと禁煙したという人もいるし、数年前は吸っていたという人もいる」(同)と現在も喫煙していたかは分からないという。タバコではないとすると、いったい火災の原因は何なのか。
同署幹部は「今のところ自殺を周囲にほのめかしていたという話はない。遺書も発見されていない。油分の検出については調査中だ」と話した。油分調査とはガソリンをまくなどしていないかということ。また、自宅は施錠されており、外部からの侵入の形跡はないとのこと。
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引用元: ・近隣住民の証言「タバコは吸わない人のはず」周囲からも発見されず 村田兆治さん 残された火元の謎 [muffin★]
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