婚姻関係なきLGBTQカップル 無慈悲な「終活」事情
https://news.yahoo.co.jp/articles/90562ccb8bdb0d9d00707b4e05ddd5f8765baf90
性的少数者(LGBTQ)のカップルはパートナーを亡くした際、葬儀に参列できなかったり、相続で不利な立場に置かれたりしやすい-。こうした悩みに備えるためのガイドブックを、葬儀業界の有志が制作した。夫婦のような保障がないLGBTQカップルは、長年一緒に暮らしても法的には他人同士。支援制度を導入する自治体も増えているが、終活の場面にまでは行き届いておらず、専門家は「早めの準備が肝要」と呼びかけている。
■パートナーなのに一般席で参列
名古屋市の飲食店経営、脇坂貴彦さん(54)は、長年連れ添ったパートナーの死という耐え難い経験に加え、LGBTQのカップルであるがゆえに望む形での別れができないつらさを味わった。
引用元: ・同性婚がない日本でのゲイカップルの悲惨な「終活」事情 葬儀に参列できず遺産相続もできない [796594164]
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つづき
■パートナーなのに一般席で参列
名古屋市の飲食店経営、脇坂貴彦さん(54)は、長年連れ添ったパートナーの死という耐え難い経験に加え、LGBTQのカップルであるがゆえに望む形での別れができないつらさを味わった。
ゲイであることを公表し、ユーチューバー「たかしママ」としても活動する脇坂さん。令和2年6月、10年以上生活をともにしてきた男性=当時(39)=を亡くした。
男性の死後、脇坂さんは男性の父親と面会し、交際関係を告白。男性はゲイであることを家族に打ち明けていなかったため、突然知らされた事実を受け入れられず、困惑した様子だったという。
脇坂さんは葬儀に出席することはできたが、「周囲に事情を知られれば家族に迷惑をかける」と考え、葬儀会場では一般席で参列。10年以上連れ添ったパートナーのひつぎを遠くの席から見送った。
脇坂さんは「生前にパートナーと話し合っておけば、2人が望む形でお別れすることができたのではないか。同じ境遇の人たちには、僕のような後悔を繰り返してほしくない」と望む。
LGBT活動家はホモと関係ないから
誰に迷惑かけるわけでもないのに