その数は、コロナにかかった人の10人に1人とも言われている。
後遺症を和らげる治療の1つ「上咽頭擦過療法」と、自宅でもできる治療法について、
コロナ後遺症外来を実施している西馬込あくつ耳鼻咽喉科の阿久津征利院長に聞いた。
――上咽頭擦過療法とは?
鼻と喉の堺目にある上咽頭に炎症を起こしている患者さんに対して、その部分の炎症をとっていく治療処置です。
炎症性物質をしっかり取り除いていくのが1つと、あとはお薬の効果です。
そして上咽頭の裏側には自律神経・迷走神経が走っていて、ここが炎症を起こすと自立神経に作用しやすいので、そこの炎症をとっていく治療になります。
診察ではまず、小型カメラを鼻から挿入して、上咽頭に炎症があるかを確認する。
そして炎症がある場所に、塩化亜鉛溶液を染み込ませた綿棒を何度もこすりつける。
阿久津院長は治療について、次のように解説する。
「上咽頭はウイルスが増幅しやすい場所で、ウイルス自体は死んでも炎症だけがくすぶり続けてしまっているので、
薬をこすり付けて取ってあげることで炎症性物質、炎症性のサイトカインというものが減っていくと考えられています」
患者の中には、医師に指摘されるまで病状に気付かないケースもあるという。
阿久津院長は、症状として頭痛や首の痛みもあるが、一番は、痰が喉に回ってくる感じだと指摘する。
――どのような自覚症状がある?
痛みは出る人と出ない人がいますが、一番メインとしてあるのは、痰が喉に回ってくる感じです。
あと、頭痛で来る人もいますし、首が痛い方も上咽頭の治療をして良くなることがあります。
――これまで後遺症に悩む患者は何人ほど診てる?
600人ぐらいで、99%の方が上咽頭が腫れています。
そのうちの8割が、2か月ぐらいで治療が終わり、残り2割は症状が残ってしまい、処置を続けて炎症が落ち着くのを待っています。
https://www.fnn.jp/articles/-/455638#:~:text=%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A
引用元: ・【コロナ感染後遺症に有効】「上咽頭擦過療法」約2か月で症状軽減も!医師「99%の方が上咽頭が腫れています」 [クロケット★]
コロナじゃなくてもこの症状あるんだけど…
それは上咽頭炎かもな
やってくれるところ少ないイメージしかない