「フレミングの法則を教えていたら中指を立てられ…」中学校の男性講師が生徒に暴力か　愛知・江南市の中学校

１９日、愛知県江南市の市立中学校で、理科の授業中に、男性講師が２年生の男子生徒に中指を立てられたことに腹立て、首を両手でつかむなどの暴力行為をしていたことがわかりました。

江南市教育委員会によりますと、１９日午後、市立中学校で、２年生が理科の授業で、「フレミングの法則」を学んでいたところ、男子生徒の１人が男性講師に向かって中指を立てたということです。

男性講師はそれに腹を立て、「アメリカではそれをやると殺されるぞ」などと言い、男子生徒の首からあごのあたりを両手でつかんで壁に押しつけたということです。

男性講師は、授業後にもこの男子生徒と言い合いになって胸ぐらをつかんでいて、駆けつけた担任らが止めに入ったということです。男子生徒にけがはありませんでした。

中京テレビの取材に対し、教頭は「許されることではなく、深く受け止めている」とコメントしていて、学校側は今後、詳しい事実確認を進め、保護者への説明も検討しているということです。