サービスの名称は「AI(あい)であう」。18歳以上の独身男女で、県内に現住または結婚後に居住する考えのある人が対象だ。本人確認を経て有料(1万~1万2000円)で会員登録すると、年齢や結婚歴などを基に相手を探せるほか、AI(人工知能)が希望に近い相手を紹介してくれる。
県は今年度、独自に結婚支援に取り組んでいる弘前市と黒石市、枠組みのない中泊町を除く37市町村と共に、婚活などを支援する「あおもり出会いサポートセンター」の共同運営を始めた。「AIであう」は本人確認を同センターが対面で行うことにより、「なりすまし」などの不正が起きにくく、信頼性が高いとアピールしている。
8月から登録者を募り、10月からマッチングを開始。これまでの登録者数は男女計392人で、延べ200人が交際を始めた。面談待ちの仮登録も200人強に上るという。
もともと青森県内の婚姻数は1960年の1万3205組をピークに減少傾向で、2012年以降は毎年減少が続く。ライフスタイルの変化や晩婚化に加え、近年はコロナ禍も影響したとみられる。
厚生労働省の人口動態統計によると、21年に青森県内の市町村へ届け出があった婚姻件数は3736組。人口1000人当たりの婚姻件数(婚姻率)は3・1で、最低だった秋田県の2・8に次いで低く、岩手県と並び全国45位だった。
県の担当者は「AIであうのような結婚支援サービスの導入は東北で最も遅くなってしまったが、登録料は一般的な結婚相談所よりも安価。気軽に利用して」と呼びかける。人口減少を県政の最重要課題と位置付け、今後も婚活イベントなどを企画するという。【江沢雄志】
毎日新聞 2022/12/23 10:00(最終更新 12/23 10:00) 933文字
https://mainichi.jp/articles/20221222/k00/00m/040/108000c
引用元: ・婚姻率全国45位の青森県がマッチングサービス 100組の交際成立 [蚤の市★]
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