成人式で藤井聡太竜王の同窓生がエール 「ドッジボールの球が早い」「ホテルの部屋で恋バナ」…“伝説”出る出る

聡太くんは「地元の誇り」　成人式で藤井王将同窓生がエール　「真面目」「足速い」…“伝説”出る出る

◇第72期ALSOK杯王将戦7番勝負第1局第1日（2023年1月8日　静岡県掛川市　掛川城二の丸茶室）

王将戦第1局第1日に臨んだ藤井聡太王将（20）の地元・愛知県瀬戸市の各地区では8日、「二十歳を祝う会」が開催された。藤井が卒業した效範（こうはん）小学校がある地区の式典では来賓が、藤井が王将戦対局のため参加できないことなどを報告した。小学校2年時に同じクラスだった大学生、金城柊星さん（20）は「地元の誇り」と活躍を楽しみにした。

同窓生は小学校時代の藤井について「おとなしい子」「真面目な子」と声をそろえた。一方で「走るのが速かった」「ドッジボールの球が凄く速かった」と運動能力の高さを誰もが認めた。

4～6年の3年間、同じクラスだった男子大学生（20）は「完璧主義でした。テストで95点を取っても、気に入らなかったら破り捨ててた」と振り返った。6年時の大阪・京都への修学旅行で一緒の班で「ユニバ（USJ）に行きました。ホテルの部屋で“恋バナ”をした」という。

5年時に一緒だった鬼頭円さん（20）は「授業中に先生の言うことを聞かずに怒られていた記憶があります。でも、クイズとか何でも知ってた」と語った。同じ将棋教室で「ボコボコにやられた」という近藤啓史さん（20）は「小学校最後の運動会で聡太が締めくくりの言葉をしゃべって。いい運動会でした」と回想。小学校入学時に隣の席だった大学生・田所工事さん（20）は「なんかボーッとしてたおとなしい子だった」と苦笑いしながら「今まで積み重ねてきた努力を出し切って、頑張ってもらいたい。ぜひ8冠を」とエールを送った。

≪勝利後押しの応援メニュー≫地元瀬戸市も藤井をバックアップだ。名鉄尾張瀬戸駅に隣接する商業ビル「パルティせと」内の「喫茶スマイル」では対局映像を50インチ超のテレビ画面で放映。過去にも「七段カツ」「九段サンド」など藤井にあやかったメニューを作って応援している。今回は「王」と「将」の焼き印を作り、団子やパンなどに文字を入れる予定。店主の鈴木松子さん（55）は王将戦後を見据え「聡太君のように“先読み”して、6冠を達成したら冠と杯をかけて“6カップ盛り”を企画。6つのカップにオムライス、おかず、スイーツを入れる」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73615a5c9bf0ceca4b10d183c785be36f79a659e