『Live Newsイット!』(フジテレビ系)内で放送された映像には、潮干狩りが禁止されているエリアの波打ち際など
で黙々とバケツに茨城名産のハマグリを入れる男性の姿が映し出されていた。
ハマグリの取引価格は高騰を続けており、9月には1kgあたり1682円という最高値もつき
密漁に拍車をかけているようだ。
そこで今回は海洋問題に詳しい東海大学海洋学部の山田吉彦教授に、密漁問題がなぜなくならないのかを聞いた。
●密漁の大半は一般市民によるものだった
まず、密漁の定義を確認しておこう。国が定める漁業法と水産資源保護法の法令に基づき、各都道府県知事が
農林水産大臣の認可を経て漁業調整規則条例を制定しており、密漁というのはそれらへの違反行為を指す。
漁業法や水産資源保護法の違反を犯した場合は、3年以下の懲役または3000万円以下の罰金となる。
具体的には、特定水産動植物を許可なく不当な利益を得る目的で獲ったり、違法に獲られたものと知りながら運搬
保管、有償もしくは無償で取得したり、処分の媒介・あっせんをしたりした場合だ。
一方で、漁業調整規則条例の
罰則規定は各自治体によってバラバラ。例えば千葉県の漁業調整規則条例には「6月以下の懲役若しくは10万円以下の
罰金に処し、又はこれを併科する」とあり、過去には千葉県館山市の海岸でサザエやアワビを密漁した50代の男性が
略式起訴を受けて罰金10万円を支払った事例もある。しかし、これらの運用は自治体の判断に任されている。
「農林水産省が発表している『違反者区分別の検挙件数の推移』という密漁に関する調査結果によると、2007年頃を境に
漁業者による違反操業が減少している一方、漁業者以外による密漁が増加傾向にあります。加えて、同じく農林水産省が
とめた『対象水産動植物別の検挙件数に占める割合(海面)』では、全体の50%を超えるのが『貝類』の密漁です。
こうしたデータからもわかるように、近年密漁問題で顕著になっているのが、今回話題になった大洗町でのハマグリ密漁
のような個人での密漁なのです。例えば、潮干狩りやキャンプのついでに、サザエやハマグリを個人消費目的で獲る場合や
地元の人が貝を晩御飯のために獲る場合も、違反区域で行っていれば立派な密漁。むしろ、密漁はこうした個人が行っている
ケースが大半を占めています」(山田氏)
このほかにも、反社会的組織が計画的に密漁を行っている事例もあるようだが
密漁の大半の実態は悪意のない無自覚な一般市民によるものなのだ。
続きはソースで
Business Journal 2023.01.20 06:00
https://biz-journal.jp/2023/01/post_331644.html
引用元: ・密漁の大半は悪意のない無自覚な一般市民? 深刻化する密漁、罪の意識の希薄さが違法行為の呼び水に [おっさん友の会★]
純粋かw
バレたら「知らなかった」で初回は95割逃げれるんだから
どんだけピカに汚染されてるか知らないのかね
レントゲンフィルムに乗せて形がくっきり観光するぞ
特定水産動植物の採捕禁止違反の罪
密漁品流通の罪
漁業権侵害の罪
漁業調整規則