【音楽】ピンク・レディー　デビュー４５周年企画集大成　レコ大！全員集合！門外不出と言われた映像を初ＤＶＤ化

昭和を代表する女性デュオ「ピンク・レディー」が出演したＴＢＳの秘蔵映像が、デビュー４５周年企画の集大成として初めてＤＶＤ化されることが３１日、分かった。６枚組みＤＶＤボックス「Ｐｉｎｋ　Ｌａｄｙ　Ｃｈｒｏｎｉｃｌｅ　ＴＢＳ　Ｓｐｅｃｉａｌ　Ｅｄｉｔｉｏｎ」として４月１９日に発売される。

１９７６年８月に「ペッパー警部」でデビューし、歌声はもちろん、セクシーな衣装やユニークな振り付けですぐに国民的スターとなった２人。８１年３月の解散まで活動期間４年７か月、この間、ヒットチャート９曲連続１位、１０曲連続ミリオンセラーなど、数々の偉業を成し遂げてきた。

今回、ＴＢＳの所有する秘蔵映像から「日本レコード大賞」「８時だョ！全員集合」「みどころガンガン大放送」など、門外不出と言われた映像を初めてＤＶＤ化。「ｉｎ　ザ・ベストテン」「ＴＨＥ　ＬＩＶＥ」など６つのテーマに分け、フィルムの傷や汚れをデジタル処理で修復して収録した。総収録時間は約８時間半、収録曲の数は１９６曲（メドレーは個別カウント）に及んだ。

未唯ｍｉｅ（６４）は「当時の記憶がすごく少ないので、映像を見て思い出すことがある一方、微塵（みじん）も思い出せないことも収録されていて、驚きや発見がたくさんありました。いろんなことをさせていただいていたんだ、と感慨を新たにしております」。増田惠子（６５）も「最初の活動は４年７か月。今思うと、あっという間ですが、当時は一日一日が長く、その倍以上お仕事をしていたような感覚でした。１０年分を走り抜けたんだと改めて実感しました」と話した。

見どころについて、未唯ｍｉｅは「普通の女の子たちが、プロとして少しずつ歩んでいく様子が分かる映像集です。成長の過程も一緒にお楽しみいただけたら」。増田は「画面から歌に懸けるパワーが光のように感じられました。自分のことだからそう思うのかもしれませんが、青春を駆けた生きざまみたいなものを感じ取っていただけたら」とコメントした。

◆ピンク・レディー　ミイ（現・未唯ｍｉｅ）、ケイ（現・増田惠子）の２人組。１９７３年ヤマハ主催のオーディションに合格、７４年に前身のフォークデュオ「クッキー」結成。７６年「スター誕生！」でスカウトされ、同年デビュー。８１年の解散後、４回期間限定で復活。２０１０年「解散やめ！」を宣言し、活動再開した。シングルの総売り上げ枚数１８５０万枚を誇る。

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