ふたまん+
画像はスーパーファミコン用ソフト『ドラゴンクエスト6』(編集部撮影)
『ドラゴンクエスト6』は非常に完成度の高いRPGであり、上の世界、下の世界、海底、はざまの世界と広大なマップから冒険の幅が広がった名作だ。そんな『ドラクエ6』には、プレーヤーを泣かせた非情ともいえるエリアが存在する。
■【画像】足下に伝説のお宝が…!? 当時描かれた堀井雄二氏直筆の設定イラスト■
初見プレイでは全滅必至といえるほどであり、攻略サイトを見なければ絶対後悔するものといえよう。今回はそんな『ドラクエ6』で、何も知らない勇者一行を地獄に落とし込んだ無慈悲なエリア3選を紹介する。
■館の井戸を調べたらいきなり強敵「いどまじん」登場にビックリ
物語の序盤で訪れるのが、下の世界にあるグランマーズが住む「マーズの館」だ。
ここはミレーユに連れてこられ、館の主である老婆の占い師・グランマーズから冒険に必要なアドバイスをもらえる。そして、グランマーズから「夢見の洞窟」へ重要アイテムを取りにいくよう依頼されるという流れだ。
この「マーズの館」には井戸がある。井戸の底にはドラクエの定番ともいえるアイテムが眠っていることが多いため、さっそくハッサンとともに井戸を調べようとする勇者は多いことだろう。だが実は、この井戸にはモンスターの「いどまじん」が潜んでいる。「マーズの館」に到着したころの勇者一行にとっては、かなりの強敵といえるだろう。
このあとで訪れる「夢見の洞窟」に出現するモンスターには「スライムナイト」や「ヘルホーネット」など苦戦する相手もいるのだが、「いどまじん」はコイツらよりも攻撃力は倍近く高い。しかもHPはこのエリアだと30前後のモンスターが多いなか、いどまじんはHPが180以上ある強敵なのだ。
さらに、全体攻撃の「いしつぶて」や次ターンの攻撃力が2倍以上になる「きあいため」がかなり強力だ。油断すると一気に全滅することもあるだろう。
いやいや、グランマーズよ。占い師ならそれくらい警告してくれてもいいのだが……。忘れていたのかな。
■序盤の戦闘力で終盤のモンスターを相手にすることに…「レイドックの井戸」
次は「レイドックの井戸」だ。またもや井戸なのかというところだが、実は今回はレベルが桁違いとなる。
初めて下の世界にあるレイドック城下町に着いたころ、プレイヤーのレベルはおそらく10前後ではないだろうか。上の世界で見たレイドック城下町と同じ街並みであるため、多くの人が驚きと興奮を覚えたことだろう。
そしてこの井戸なのだが、実はとんでもないエリアにつながっている。フロアに着くとなにやら冒険できそうな雰囲気なので、ついつい探索をしたくなるものだ。
しかしここでは、「いどまねき」や「ストロングアニマル」、「フロストギズモ」など終盤に出現するモンスターたちが待ち構えている。まさに狩場だ……。
何も知らずに訪れた勇者一行は、なすすべもなく先制攻撃をしかけられてしまう。逃げられなかった場合、まず全滅必至だ。しかもタチが悪いことに、レイドック城下町からのルートではアイテムが回収できない……まさに一見さんなら死亡フラグが立つこと間違いないだろう。
それにしても、なぜこのようなエリアを作ったのだろうか。ほとんどのプレーヤーが困惑したに違いない。そういえば、井戸の前に立っていた女性が「井戸のなかに 入ると そこは 別世界!」と話していたな。う~ん、この城下町の人たちは井戸からこんな凶悪モンスターたちが登ってくると思わないのだろうか……。
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https://pbs.twimg.com/media/FjM-0Z6aUAA8lZb?format=png&name=900×900
引用元: ・【ゲーム】何も知らずに訪れた勇者一行を全滅させた『ドラクエ6』の“無慈悲なエリア”3選 [フォーエバー★]