2023年2月9日 22:15
シンガー・ソングライターのさだまさし(70)が、9日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」(後7・57)に出演。大ヒット曲となった「関白宣言」が世間から猛烈なバッシングを受けた過去を振り返った。
さだは27歳の時に「関白宣言」が大ヒット。だがタイトルや一部の歌詞に反応した評論家や団体から「女性蔑視」「差別助長」と強烈なバッシング。世間もその波に同調し、日露戦争の映画の主題歌を担当すると「戦争を美化している」と罵られた。
当時を振り返り「あれは驚いたね。えっ何でと思いますよね。あんなやつの作る歌なんか聞きたくないとか言われて本当に不安定だったね精神的には。あっ僕はもういらないんだって感覚があったのかもしれない。このまま僕は落ちぶれていくんだなと…」とコメント。
続けて「目標を失いかかっていた時期ではあったんですよね。なぜ歌っているのかっていうのが、ちゃんと自分の中で決まってなかったのかもしれないな。もう終わるかもしれないと思ったんでしょうね。だから終わる前に長崎に何かお礼奉公をしたい」と35歳の夏に故郷の長崎に戻った経緯を説明した。
“恩返し”したいと無料にこだわり、費用の3000万円を借金しながらも故郷でコンサートを開くも「偽善者」「売名行為」という声が聞こえてきた。それでも5年、10年、15年と歌手活動を続け、そして20年目を迎える頃には会場が人であふれる光景を目にし「間違ってなかったなっていう安心感。自分にいつも不安だったものが(こんなに多くの人が)来てくれている。しかも家族連れで来てるじゃない。何でこんな苦しいことを毎年やるんだろうと僕も思っていたし、何かやらなきゃいけなかったのよ、きっと。むしろ僕を支えるようになった」と明かした。
同世代のアーティストが一線を退くなか、70歳になっても歌手活動を続けるさだは「色々言われたりしたけど、(結局は)生き残ったヤツの勝ちだね」とコメント。プロフェッショナルとは?との問いかけには「もっと出来るよね。それはその時の自分の限界であって、限界って毎日上げていかないとね。諦めたらダメだねプロとして。と、自分に言い聞かせてます」と答えた。
引用元: ・さだまさし「あっ僕はもういらないんだ」大ヒット曲『関白宣言』が猛バッシング受け精神不安定の過去も…「生き残ったヤツの勝ち」 [muffin★]
堺すすむと双璧の
堺すすむはフラメンコギターの名手
テレビ収録では尺の都合で簡略化されるが、ソロライブでは「なーんでか」と問いかけてからギターソロを20分以上引っ張ることもある
そのため、やっとオチに到達した頃には前フリが何だったか客は忘れてしまうこともある
借金ちゃんと返したやつは本物。