「それは、学歴に限らずエントリーシート(提出書類)や面接で差がついたのでは?」
という、素朴な疑問を、ある学生からいただいたことがある。確かに、ウェブテストのスコアで優秀な順に学生を面接へ招いても、東大生が多数派になるのは事実だ。だが、それだけでは説明のつかない学歴の偏りが、一部企業にはある。
私が新卒で入社した企業は、学歴差別を一切していなかった。その証拠に、美大・音大生も総合職でちらほら入っており、入社後も出世ルートを歩んでいる。だが、こういった「面白い経歴の出世頭」が、学歴フィルターを採用している企業では全くといっていいほど出ない。
ただし「MARCHなら決して総合商社に入れない」というわけでもないのが、学歴「フィルター」の絶妙なところだ。学歴フィルターは、たとえばこんなふうに機能する。
ある企業の採用人数が合計120人だった場合の、学歴フィルター例
・東大・京大生で50人
・一橋・東工・早慶で50人
・MARCHで10人
・その他すべての大学で10人
このように、「その他」枠は必ず担保されている。そのため、一見すると、まるでどんな大学からでも、チャレンジできるようなイメージを抱かせるのだ。ただし、この「その他」枠に入り込めるのは、海外トップ大学卒だったり、学生時代から起業し、億単位の価格で事業売却に成功しているなど、他の追随を許さないエピソードを持つ学生だけである。結局のところ、大半のパイはトップ大学生に奪われていく。
筆者は、こうした学歴フィルターの存在を「ある程度」は容認する立場だ。その理由は、他の就職差別に比べて比較的フェアだからである。
私は、これまでに数千人単位の就活相談に乗る傍ら、トップ企業(の人事)にも多数インタビューしてきた。その結果わかっているのは、この世には多数の採用フィルターが存在していることだ。
◆「顔がいい子を採用して」と相談される世界
まず、容姿による差別。就活・転職エージェントの話を聞くと「美男美女を優先して採用してほしい」という依頼は、美容・アパレル分野や、受付業務で堂々と飛び交っている。また、人は容姿が優れた人間を、能力的にも優秀だと誤解しやすい心理作用がある。つまり、堂々と顔採用を実施していようが、していなかろうが、イケメンと美女は有利なのだ。
こういったトレンドを覆そうと、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングスは2020年から、応募書類の顔写真を提出不要とした。しかし、ユニリーバに追随する企業はいまだ少ない。
容姿は生まれながらのもので、ほとんど変えることができない。「整形すれば?」というのは、整形未経験者の戯言(ざれごと)である。ベースの骨格やボディラインは、整形でもどうにもならない。圧倒的な美男子・美女になれるのは、その素質を持った者に限られる。そういった意味で、顔採用は純然たる差別である。
◆多数の企業に残る縁故・コネ採用
そして、「縁故採用」「コネ採用」と呼ばれるものも、いまだに残っている。縁故採用とは、その企業の重要な取引先の子弟などを優先して採用する仕組みだ。
私は2011年に就活を経験したが、その際に親戚からこっそり「どうしても就職できなかったら、○○社なら入れるから」と教えてもらったことがある。幸いにも縁故採用に頼らず内定を得られたが、こういった「親族ルート」に頼る者は少なくなかった。
ただし、縁故採用=必ず内定できる魔法のチケット、というわけでもない。縁故採用で優遇されるのはせいぜい一次面接までで、それ以降は普通の応募者と交ぜられるケースが多い。したがって、縁故・コネがあると慢心していた学生があっけなく面接で落とされ、絶望の淵に立たされるのも、就活支援者が毎年見る光景だ。
中途になれば縁故は「リファラル採用」という言葉に置き換わり、堂々と採用手段のひとつとみなされている。したがって、「縁故やコネ採用なんか存在しない」と発言するのは、もはや暴論の域であろう。
※以下出典先で
株式会社PAX2023.02.14公開
https://mag.minkabu.jp/mag-sogo/13417/
引用元: ・【就活】「学歴フィルターはもちろんあります」容姿採用にコネ入社、大人の関係まで…就活差別の実態 [七波羅探題★]
https://news.yahoo.co.jp/articles/d973c32a7b2970c3e4ed33db2c5986255e2cac73
学歴は最低マーチから人間扱い
出来れば、早慶国立上位に組み込め
必ず大手に入社させること
間違っても中小に行ってはダメ
大手行けないなら留年、留学をした方がいい
会社に転職する時は大手から中小はあっても、中小から大手は確実にないと思え
大手入れなかったら自穀も視野にいれるべき
それくらい覚悟が人生には必要
俺は中卒勤続30年生涯童貞年収200台