自由に持ち出せる業務用スペアキーで女子大学生アパートに侵入か　容疑の不動産会社の男逮捕　熊本東署など

勤務先の会社が管理するスペアキーを使って女子大学生のアパートに侵入したとして、熊本東署などは13日、住居侵入の疑いで、熊本市東区小山、会社員の男（26）を緊急逮捕した。
容疑を認め、「ストレス発散のためだった。生活の様子を見たかった」と供述しているという。

勤務先によると、男は熊本市内の不動産会社社員。逮捕容疑は13日午後9時35分ごろ、10代の女子学生が住む熊本市内のアパートの1室に侵入した疑い。
署によると、学生は1人暮らしで「帰宅したら部屋に見知らぬ男がいた。男は逃げた」と110番通報。

午後10時ごろ、現場に戻ってきた男を署員が発見した。
近くに止めてあった男の乗用車から、この学生の部屋のスペアキーが見つかった。

同社によると、男は昨年4月にこの学生の入居手続きを担当。管理物件のスペアキーは暗証番号付きの棚に保管しているが、従業員は持ち出せるという。